
愛車に合った容量が必ず見つかる4サイズ
36ℓ:2万9,700円
45ℓ:3万3,000円
55ℓ:3万6,300円
65ℓ:3万9,600円
※カラーは全てのサイズブラック・シルバーの2色
21年5月の発売以降、低価格ながらその高品質な作りで大人気となっているHARD WORXのアルミトップケースだが、発売当初の36ℓと45ℓに加えて、現在ではさらに容量をアップした55ℓと65ℓの設定も用意されている。U4クラスの車体に合わせたときのサイズ感や使い勝手で選ぶとやはり36ℓ/45ℓを選んでしまいがちだが、実は車両によっては55ℓという選択肢も非常にオススメだ。
45ℓよりひと回りほど大きくなってしまうものの、実際に使用してみると10ℓという容量差は見た目以上に大きく、旅先や買い物での荷物を余裕をもって積載できたり、キャンプツーリングでも持っていけるアイテム数を増やせるのはうれしい。サイズ感についてもそれぞれ幅約5cm、高さ約7cm、奥行きが約4cmほど大きくなり、重量は約1.1kg増える程度なので、アドベンチャーモデルはもちろん、ネイキッドやリヤキャリアの大きな小排気量モデルまで相性はよさそうだ。
さらにシリーズを通してお手ごろな価格も健在で、45ℓの3万3,000円と比べて55ℓは3万6,300円と、たった3,300円の差額となる。そんな低価格設定ながら、上質なアルミ製のボディはプレスラインがワイルドで、アクティブな雰囲気を演出可能。加えて、前後左右の角部にプロテクションが装備され、内部には衝撃緩和の内装処理がほどこされているので、耐久性・堅牢性・耐衝撃性と、申し分ないスペックとなっているのだから、人気の理由もうなずける。
大切に長く使いたいアイテムだからこそ、サイズ感の違いを加味しつつ、四つの容量ラインナップの中から愛車やバイクライフに合わせたベストなチョイスをしてほしい。
取り付けイメージ
ヤマハ・セロー250とスズキ・Vストローム250に装着しているのが45ℓモデル。ホンダ・CT125に装着しているのが36ℓモデルだ。セロー250×45ℓは車体とボックスがちょうどいいサイズ感だが、高さが気になる場合は36ℓもオススメ。Vストローム250×45ℓもバランスは悪くないが、こちらは車体にボリュームがあるので55ℓという選択肢も大いにアリだ。CT125×36ℓも同じく、大型のリヤキャリアが付いているので45ℓも検討したい。付属のベースプレートさえ付けられればどんなバイクにも取り付け可能だ
取り付けイメージ:CT110×55ℓ
取り付けイメージ:CT110×65ℓ
取り付け
ベースプレートはスチール製。純正やオプションのリヤキャリアなどに装着するための各種ボルトや波形プレートが標準装備で用意されている
ベース取り付けの方法はバイクについているキャリアによって様々。しかしベースには多くの取り付けホールがあるので、工夫しながら装着しよう。今回のようなキャリアに取り付ける場合は、キャリア自体を一度外すことをオススメするぞ
ボックス内
裏ブタにはメッシュ地の小物入れが設置され、ケース内で迷子になりそうなモノや濡れると困る車検証などがひと目でわかるように収納できる。ケース本体内側は衝撃緩和材付きなので、カメラなども安心して入れておけるぞ
55Lはヘルメット1個+αの収納サイズ。スモールタイプならばもしかしたら2つ入るかもしれない。深めなタイプなので下部にレインウエアや防寒アイテムを常備しておくことも可能
65Lはフルフェイスヘルメットが2つ入り、それ以外にも余裕があるスペースだ。長物を外付けにすればキャンプアイテムも収納でき、ソロキャンプも◎
キーロック&パッド
防犯性の高さはトップケースの一番のメリットともいえる。この重厚なキーロックは“ロックされている”という安心感が得られ、デザインのアクセントにもなっている。たまにロックし忘れているライダーがいるので、そこは自分で注意しよう!
オプションで購入できるパッドは深めと浅めの2タイプ。ボックスのサイズに合わせて選ぼう。パッド裏の台紙をはがすだけの簡単装着