アンドロイドOSユーザーもスマートフォンでB+COM SB6Xを操作可能に
走行中も仲間と会話ができたり、音楽やナビの音声が聞けたり、さらには電話の対応ができたりと、今やライダーの必須アイテムと言っても過言ではないブルートゥースインカム。使える機能やペアリングできる台数などが異なる各社数台をラインナップしているのが現状だ。そんな中、国内におけるトップシェアを誇るのが、サイン・ハウスのB+COMシリーズである。
さて、一度セットアップしてしまえば、高い実用性と利便性から重宝されているブルートゥースインカムなのだが、通常、本体のボタンを音声ガイダンスに頼って操作するため、数台を同時にペアリングする際など、接続に苦戦して出発予定時刻を大幅にすぎてしまったなんて経験をした人も少なくないだろう。そんなわずらわしさをなくすべくサインハウスが開発していたのが、スマホでB+COMの設定をできるようにするアプリだ。
そして、昨年の晩秋、B+COMのフラッグシップモデルSB6Xの使い勝手をよくするアイフォン用のアプリ“B+COM U”が登場し、多くのアイフォンユーザーがその恩恵に預かっている。当然のことながらアンドロイドユーザーからしてみれば、“早くアンドロイド版を!”になるわけで、首を長くして待っていた人も多かったことだろう。アイフォン版から遅れること半年、この春ついにアンドロイド版がリリースとなったのだ。アプリは、“Google Play”から無料ダウンロードができるので、B+COM SB6Xを使っているアンドロイドユーザーは、即ダウンロードして、目で見てペアリングやセットアップができるラクさを体感すべきだ。また、このB+COM U、最近発売となったB+COM ONEでも使えるようになるとのことなので、B+COM ONEユーザーも楽しみにしていてほしい。
機能は大きく分けて5つ
機能は大きく分けるとB+LINK、リモコン、ペアリング、B+COM設定、サポートの5つ。SB6Xのさまざまな機能を本体のボタンを使うことなくスマホを使って操作できるので、活用すれば使い勝手がさらによくなること間違いなし。また、画面を見て直感的に操作できるので、そういった点でも使い勝手のいいアプリといえるだろう。こちらがメインメニューのページで、自分のSB6Xと接続された状態となる。
CAUTION
SB6X本体のバージョンが4.0以上でないとアプリに対応しないので、初めて接続する際、接続できないときはバージョンの確認を
B+LINK
このアプリのメイン機能ともいえるのが、画面でペアリングの状況を把握できるB+LINK。ただ見えるだけでなく、つながるB+COMが誰のモノなのかを自分でわかりやすく整理できたり、つながり方の順番を変えたりといった操作をすることも可能だ。
リモコン
スマートフォンなど接続した機器の音楽を再生・停止、先送りなどコントロールしたり、“オッケーグーグル!”のような音声認識を作動させることも可能だ。よく電話のやりとりする人を電話帳に登録しておけば、簡単に電話をかけられる。
ペアリング
今までは、本体のボタンを駆使して行なっていた旧モデルや他社製品とのペアリングを画面を見ながら簡単に行なうことができる。また、音楽ブレーヤーやナビゲーションと接続も可能。ちなみに同時に2つの機器と接続することができる。
B+COM設定
アプリに表示されるB+COM SB6X本体の名前を設定できたり、B+COM SB6X本体操作時の警告音量を変えたりすることができる。
サポート
このアプリ自体の使い方がわかるページがあったり、B+COM SB6Xの取扱説明書やクイックマニュアルが圏外でも見ることができる。またWEBページのFAQページを見ることも可能だ。
サインハウス B+COM U 詳細ページ