ラクにかつしっかりとシートバッグを固定できるKシステムベルト
最近はさまざまな形状&サイズが各社からラインナップされていることもあり、装着率が高まっている感のあるシートバッグ。ただ、車種によってはテールまわりに荷かけ用のフックが装備されていなかったりと、バッグの取り付けにひと苦労するなんてことも。そんな苦労を感じなくてすむのが、タナックスが展開しているモトフィズブランドの多くのシートバッグが採用しているKシステムベルトだ。
独自開発したK状のベルトを使うことで、ラクにバッグが装着できるだけでなく、ツーリング中の食事や休憩時に車体から離れる際、簡単にバッグを脱着できるのだ。さらに付属する接続バックルを用いることで、バッグを装着しない時も、ベルトを車体から外すことなく走行の邪魔にならないようにまとめておくことができる。
Kシステムベルトの装着方法はとても簡単
MFK-100 ミニフィールドシートバッグの装着例
両サイドのファスナーを開けることで左右に70㎜づつ拡張することができ、容量は19→27ℓへと大きくアップする。ちょっとした休憩時に出し入れしたいモノ用に両サイドやフラップの裏にポケットがあり、さらにはドリンクホルダーも用意されていたりと、利便性もしっかりと考慮されている。レインカバーと接続バックル、ショルダーベルトも付いて価格は1万5,400円。
MFK-238 シェルシートバッグMTの装着例
上面にポリカーボネート製ハードシェルを採用するスポーティなデザインがポイント。側面をグルリと取り巻くファスナーを開閉することで高さが70㎜変わり、容量は10→14ℓへと変化する。レインカバーとバッグを外した際に重宝する接続バックル、持ち運ぶ際の肩かけベルトが付属する。ハードシェルがブラックのほかにヘアラインシルバーもある。価格は1万4,300円。
MFK-139 Wデッキシートバッグの装着例
一番の特徴は内部の仕切りによって、メインの気室を2気室と1気室の2パターンで使い分けられること。さらに側面をグルリと取り巻くファスナーを開ければ容量は18→25ℓへと7ℓアップする。上面に装備されたバンジーコードとDリングを使えば、ジャケットなどをくくりつけることも可能。レインカバーと接続バックル、ショルダーベルト付属で価格は1万5,400円。
実際に本記事で紹介した3種類のバッグを撮影するために、その都度ベルトを装着し直したけれど、上記で説明するように作業自体簡単なので、時間もかからずラクにベルト装着&バッグの固定ができた。また、購入して最初の取り付けこそ5分程度かかってしまうけれど、2回目以降はベルトの微調整だけなので、1〜2分もあれば装着が可能だろう。なので手軽にセットアップできるシートバッグを探しているなら、ここに紹介した3モデル以外にも多数ラインナップはあるので、一度タナックスのホームページをチェックするといいだろう。
CONTACT
- 問い合わせ先
- タナックス
- 電話番号
- 04-7150-2450
- URL
- https://www.tanax.co.jp/motorcycle/