2022年8月4日(木)〜7日(日)、2019年以来3年ぶりとなる“コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース 第43回大会(以下、鈴鹿8耐)に、世界耐久選手権(EWC)にレギュラー参戦する「#7 YAMALUBE YART YAMAHA EWC Official Team(YART)」が、ヤマハのトップチームとして出場することが発表された。ライダーはニッコロ・カネパ選手(イタリア)、マービン・フリッツ選手(ドイツ)、カレル・ハニカ選手(チェコ)の3人で、チームの指揮をとるのはマンディ・カインツ監督となる。
ヤマハは参戦マシンYZF-R1への技術サポートを行なうほか、大会本番でもチーム運営を支援。EWC2022年シーズンの年間タイトルを獲得するためにも、ハイレベルな鈴鹿8耐でEWCレギュラー参戦チームの最上位を目指す。また、車両にはチーム名にも入るヤマハ純正オイル「YAMALUBE(ヤマルーブ)」の最高峰エンジンオイル「RS4GP(アールエスフォージーピー)」のボトルをイメージした鈴鹿8耐専用グラフィックを採用している。
参戦チームの母体YART(Yamaha Austria Racing Team)は2000年代前半からEWC参戦を開始して着実に実力をつけ、2009年には初のタイトルを獲得している。その後もEWCを代表するチームとしてタイトルを争っているが、現在まで2度目のタイトル獲得には至っていない。
2022年シーズンは、カネパ選手、フリッツ選手、ハニカ選手の布陣で臨み、フランスで行なわれた開幕戦のル・マン24時間耐久ロードレースは2位。ベルギーでの第2戦スパ24時間耐久ロードレースでは、トップ走行中にトラブルでリタイアとなる不運に見舞われ、第2戦終了時点でトップに30ポイント差のランキング3位につけている。ヤマハファンは第3戦となる鈴鹿8耐での活躍に注目だ。
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