トリックスターが鈴鹿8耐参戦体制を発表。チーム名は「EVA RT 01 Webike TRICKSTAR Kawasaki」に、未定だった第3ライダーにはエルワン・ニゴン選手が決定

 

EVA RT 01 Webike TRICKSTAR Kawasakiの搭乗マシン カワサキZX-10R

 

FIM世界耐久選手権(EWC)に参戦中のトリックスターは、2022年FIM EWC第3戦となる鈴鹿8時間耐久ロードレース(以下、鈴鹿8耐)の参戦体制を発表した。Webikeのスポンサードを受け、13年目となるエヴァンゲリオンレーシングとのタッグを組んでの参戦となり、チーム名は「EVA RT 01 Webike TRICKSTAR Kawasaki」となる。

 

トリックスターレーシングは2010年から『エヴァンゲリオン新劇場版』シリーズのプロモーションタイアップとして発足したエヴァンゲリオンレーシングとタッグを組んでレース参戦を行なってきた。2022年で13年目という息の長い組み合わせとなっている。2021年にはシリーズ完結版として映画『シン・エヴァンゲリオン劇場版』が上映され、それに伴いエヴァンゲリオンレーシングの鈴鹿8耐参戦を多くのファンから熱望されており、これまで同チームを支えてきたファンのためにも、感謝の意味を込めて参戦に踏み切ったとのこと。

 

参戦車両は2021年にモデルチェンジをした最新型のカワサキ・Ninja ZX-10Rを採用。例年どおりエヴァ初号機をイメージした紫&緑を基調とし、新型車両に合わせた新たなデザインで参戦することになった。ゼッケンは2番となる。

 

監督は同社代表の鶴田竜二氏。ライダーはすでに発表されていた大久保 光選手、佐野優人選手の2名に加えて、2019年のFIM EWCチャンピオンライダーであるエルワン・ニゴン選手が決定。この3名で鈴鹿8耐を戦うことが発表されている。

 

以下、チーム関係者のコメントを紹介する。

 

鶴田竜二監督

「今年もエヴァンゲリオン レーシングとコラボ参戦することが決まり、とてもうれしく思っております。2010年からタッグを組み、鈴鹿8時間耐久ロードレースに参戦してきましたが、昨年、映画『シン・エヴァンゲリオン 新劇場版』の上映がなされ、私を含め多くのファンの皆さんが感動させていただきました。こんな素晴らしい作品に、レースという形でこれまで私たちチームも一緒に携われたことにとても誇りに思います。『エヴァンゲリオン』という作品に携わられたすべての皆さまに感謝するとともに、今年のレースを精一杯頑張ってまいりたいと思います。

 

チームのライダーは、すでに発表をしておりました若手の日本人ライダー大久保選手と佐野選手の2名に加えてTRICKSTARではおなじみのフランス人ライダーのエルワン・ニゴン選手を起用いたしました。エルワン・ニゴン選手は過去にTRICKSTAR Racingのエースとして鈴鹿8耐を戦った経験を持ち、その後にはEWCのチャンピオンを獲得している強力なライダーです。2017年シーズン以来、5年ぶりの我々チームへの合流がとても楽しみな逸材です。

 

大久保光選手、佐野優人選手はこれまでにおこなわれた2度の合同テストで着実に成長をしており、大久保選手はチームベストタイムを更新、佐野選手も大久保選手に迫るペースで走行を重ねておりとても期待が持てます。素晴らしい3名のライダーと素晴らしいスタッフとともに勝利を目指しチャレンジして参ります」

大久保 光選手

大久保 光 選手

 

「私自身、エヴァンゲリオンの大ファンで初号機カラーのNinja ZX-10Rを駆り、碇シンジのプラグスーツのデザインをあしらったレーシングスーツを纏い鈴鹿8耐に参戦することに憧れていました。ですので今回の参戦が決まりとてもうれしいです。今年の鈴鹿2&4レースのときから比べると40%ほどだったマシンと私のシンクロ率が2度の合同テストを経てマシンのセットアップは大きく進み。シンクロ率は65%まで上昇しております。8耐のウィークでさらにシンクロ率を上げ、皆さまに素晴らしい走りを魅せれるよう頑張りますので応援よろしくお願いします」

佐野優人選手

佐野優人 選手

 

「鈴鹿8耐では知らない人がいない有名チームから参戦することとなり、うれしさの半面緊張しております。Ninja ZX-10Rに乗るのも今年が初めてで、最初は戸惑いもありましたが、今では自身のベストタイムを大きく更新することができ、自信を持って走行できています。チームメイトの大久保選手、エルワン選手は国内外でレース経験豊富なライダーなので、2人から多くのこと吸収してレベルアップし、チームに貢献できるよう頑張ります」

エルワン・ニゴン選手

 

エルワン・ニゴン 選手

「5年ぶりにTRICKSTARに戻ってきました。大好きな日本で、大好きなチームと再びレースができることに喜びを感じています。チームへの合流はレースウィークからとなりますが過去、ともにEWCや鈴鹿8耐を戦ったチームからの参戦ですので不安はまったくありません。日本の皆さんと再び会えることを楽しみにしております。応援よろしくお願いします」

CONTACT

問い合わせ先
トリックスター
電話番号
052-908-1486
URL
https://www.trickstar.jp

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