どちらかというと小さい部類の155cmライダーの足つきチェック。低身長ゆえにバイク選びにお悩みのライダーには、ぜひともバイク選びの参考にしてもらえたらうれしい。
ライダースペック紹介
身長:155cm/体重:46kg
小さいくせにシート高が高いバイクに乗りたがるバイク歴5年ライダー。以前はスーパースポーツを乗り回し、近頃はモタードに夢中。だがカフェレーサーやネオクラシック、スクランブラー系など気になるバイクが増え着実に大人の階段を上りつつある(?)
「XSR900(2022年モデル)」
2022年モデルとして6月末に発売されたXSR900。
「レーシングヘリテイジモデル」といった位置づけで新たな装いになったほか、排気量がアップし、新型の軽量フレームと軽量ホイールの装備。特徴的な新型LEDヘッドライトへの変更など多くの改良が施された。
レトロなデザイン、だけではなく最新スポーツモデルのテクノロジーと融合させることで見た目の美しさだけでなく走りも本格的に楽しめるレーシングヘリテイジモデルとして創り上げている。
シート高は810㎜でスポーツモデルの中でも高すぎない平均的な数値で、足つきも数値通りの感覚。両足のつま先から母指球まで接地するので、車体を支えるには何ら問題ない足つきだ。またシートも細身で、シート横のサイドカバーなども細く絞られているため、太ももが外側に開くことなく、足を真下に降ろすことが可能。こだわりポイントのタンク形状やサイドカバーは、実際にまたがってみて実感したが、ニーグリップがしやすくフィット感が高いと感じた。
ライディングポジションはスポーツモデルらしく、やや後退気味のステップとシート後方に腰を据えれば前傾姿勢を取りやすいハンドルの高さと距離感。小柄なライダーでも無理ない姿勢で乗車することができ、全体的に見たサイズ感も大きすぎないのでライダーとの一体感も良いといえるだろう。
タンデムスタイル9月号 Vol.244ではXSR900をはじめとしたネオレトロモデルのインプレッションを掲載しているので、こちらもあわせてチェックしてみてほしい。
- 全長×全幅×全幅
- 2,155×790×1,155(mm)
- 軸間距離
- 1,495mm
- シート高
- 810mm
- 車両重量
- 193kg
- エンジン型式・排気量
-
水冷4ストローク・DOHC・4バルブ直列3気筒・888㎤
- 最大出力
- 88kW(120PS)/10,000rpm
- 最大トルク
- 93N·m(9.Skgf·m)/7,000rpm
- 燃料タンク容量
- 14ℓ
- タイヤサイズ
- F=120/70-17・R=180/55-17
- 価格
- 121万円
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- ヤマハ発動機カスタマーコミュニケーションセンター
- 電話番号
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