バイク乗りから始める地球愛護活動「第39回ラブ・ジ・アースミーティング〜ありがとう20年〜」が10月30日(日)、静岡県・相良サンビーチで清掃活動を実施

2022年9月28日

2002年スタートで今年20年目を迎えた記念すべきミーティング

2002年にスタートし、今回で39回目という息の長い活動となる”ラブ・ジ・アースミーティング”。今回は10月30日(日)、静岡県牧之原市・相良サンビーチで開催することが決定した。

“ラブ・ジ・アース”とは普段ガソリンを燃焼させて少なくない窒素や二酸化炭素を排出しているバイク乗りが、地球環境の向上・改善に何かできないかとスタートした環境保護活動のこと。その具体例として海岸清掃を定期的に行なっているのだ。2015年からSDGs(持続可能な開発目標)として社会でも広がりを見せているリサイクルや環境保全への働きかけだが、ラブ・ジ・アースとしてはそれより13年も早く、社会貢献の活動をスタートさせている。

静岡県牧之原市・相良サンビーチでの清掃活動は、2002年の第1回ラブ・ジ・アースミーティングの会場となった場所でもある。20年という大きな節目を最初のミーティング会場で迎えることになるが、今後も息が長く、かつ各方面に広がりを見せる活動となることに期待したいところだ。

このミーティングは時間にして約4時間。そのうち海岸清掃は午前中の1時間30分程度、おのおののペースで海岸を清掃するだけという内容となっている。とくにノルマはないし、回収したゴミの量などによって賞典があるわけでもない。でも、そのわずかな時間だけでも環境に配慮してもらえるキッカケになってくれれば、そしてその会場だけではなく身近な場所でも環境保護について考えてもらえるのなら幸いだ。

なお、現在も新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止の観点から、現地での参加者やスタッフに対するアルコール消毒や検温の実施、マスク・フェイスシールドなどの着用の呼びかけなどを行なうなど、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を徹底的に抑え込む施策を実施するので、ぜひご協力をお願いしたいとのことだ。

また、ボランティア活動の鉄則でもあるのだが、参加者はゴミを発生させない・発生させたら各自が持ち帰ること。ゴミ拾いに来たのにゴミを出して帰るのでは本末転倒。20年の間、コンスタントに参加してくれている人がいる一方で、初めてのボランティア活動がラブ・ジ・アースミーティングという人も少なくないだろうから、あらためてこの点は強調させていただきたい。

もう一つの注意点だが、ミーティング参加者はライダーだけではなく近隣住人も多数含まれる。バイクの挙動や排気音などに対して敏感な反応をされることも考えられるため、会場周辺での速度や排気音には十分な配慮をお願いしたい。

小雨決行だが極度の悪天候が予想されたり、諸事情により延期や中止もあり得るので、詳細はラブ・ジ・アース公式サイトで随時確認いただきたい。