ドイツで7月に開幕したFIM フラットトラック世界選手権の、第4戦がハンガリーにて開催。ダートトラックライダーの大森雅俊選手が参戦し、その出場レポートが届いたので全貌をお届けしていく!イタリアで開催される第5戦がラストのレースになるので、引き続きレースレポートに注目していただきたい。
エンジントラブル発生にも冷静に対処
レース情報・結果
- 大会名
- 2022 FIM Flat track world championship
- 日時
- 10月1日
- 場所
- ハンガリー
- 天気
- 13度 曇りのち雨
- コース
- Perenyi Pal Salakmotor Stadion(381m)
- チーム
- Team Farst arrow`s × Technix
- マシン
- KX450 (2021)
- 結果
- 6位
本文:ダートトラックライダー #70 大森雅俊選手
今回は初めてとなるハンガリーのコースでのレースでした。
前日に5分/2本の練習走行日が設けられ、その際にマシンの仕様を整える事ができました。
コース自体はチェコのコースと大きさも似ていますがコース幅が狭く勝負を仕掛けられるラインを探すのに苦労しました。
レース当日は15時15分からの予定でしたが、14時ごろから雨が降ってきてしまい、主催者側とライダーも含めた協議の結果、レインコンディションでのレース決行が決まりました。
大雨でかなり厳しいコンディションでのヒートレースとなりました。
結果は
1ヒート目 2位
2ヒート目 DNF
3ヒート目 1位
4ヒート目 4位
※DNFとは「Did Not Finish」の略で「ゴール出来ず途中棄権」を意味する
1ヒート目から2位を獲得でき、かなり手応えを感じていたのですが、2ヒート目の2周目に急にエンジンがストップしてしまうトラブルが生じてしまいました。
すぐに対処を行ない、何とか3ヒート目に走行ができる状態となりました。
1度DNFとなってしまっている為、ラストチャンスレースかと思いましたが、予選総合結果は8 位。ストレートで決勝レースへ進む事ができました。
決勝レースのグリットは2列目の内側3番目からのスタート。
スタートでうまく前へでる事が出来たのですが1コーナーで最後尾に。その後追い上げていき、
1周目で9番手
2周目で8番手
3周目で7番手
5周目で6番手
その後3位争いをしている団体まで追い付きましたが、マディなコースコンディションで限られたラインをずらすと非常に抜けるポイントが難しく、6番手でチェッカーとなりました。
この経験を無駄にしない様、今後とも精進して参ります。
また、次戦はイタリアでの唯一のTTコースとなります。
気持ちを切り替えて、良い走りができるよう頑張っていきます。
引き続きご支援、ご声援のほどよろしくお願い申し上げます。
ダートトラックライダー #70 大森雅俊
<参戦スケジュール>
第5戦 10月8日 イタリア(最終戦)