クラシックスポーツモデルのスラクストン1200Rは、ボンネビルT120同様に1,200ccの並列2気筒エンジン(270度クランク)を採用しつつも、軽量クランク・独自形状のエアクリーナーボックスの採用、圧縮比のアップなどにより112N・m(11.4kgf・m)の高トルクを4,950rpmで発揮。さらに、そのパワーをロード・レイン・スポーツの3つのパワーモードで制御する。
足まわりを見てみると、ブレンボ製のローターとラジアルマウントキャリパー、ショーワ製のビッグピストンフォーク、オーリンズ製のリヤショック、ピレリ製のハイグリップタイヤ・ディアブロ ロッソ コルサなど、スーパースポーツ顔負けの装備を採用している。
水冷エンジンを搭載し、新たに登場したボンネビルシリーズ。総勢5台のモデルが同時に発表されたのだが、日本へ導入されるのはうち3台。いずれのモデルもABS、スリッパークラッチ、電子制御スロットル、トラクションコントロールシステム、USB充電ソケットなどを備え、現代的な車体構成となった。
国内では2016年4月より販売を開始。販売価格は179万円となる。
COLOR VARIATION
SPECIFICATIONS
車名(通称名) | THRUXTON1200R | |
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全長×全幅×全高 | -×745×1,030(ミラーを含まない)(mm) | |
軸間距離 | 1,415mm | |
シート高 | 810mm | |
車両重量 | 203kg | |
エンジン種類 | 水冷4ストローク OHC 並列2気筒 | |
総排気量 | 1,200cm3 | |
内径×行程/圧縮比 | 97.6×80(mm)/11 | |
最高出力 | 72kW(97ps)/6,750rpm | |
最大トルク | 112N・m(11.4kgf・m)/4,950rpm | |
燃料タンク容量 | 14.5ℓ | |
燃料供給方式 | フューエルインジェクション | |
始動方式 | セルフ式 | |
クラッチ形式 | 湿式多板 | |
トランスミッション形式 | 常時噛合式6段 | |
キャスター/トレール | 22.8°/92mm | |
タイヤサイズ | 前 | 120/70 ZR17 |
後 | 160/60 ZR17 | |
ブレーキ形式 | 前 | Φ310mmダブルディスク&ラジアルマウント 対向4ポットキャリパー |
後 | Φ220mmシングルディスク&片押し2ピストンキャリパー | |
懸架方式 | 前 | ショーワ製 倒立フロントフォーク |
後 | スイングアーム,ツインショック | |
フレーム形式 | 鋼管製クレードル | |
乗車定員(人) | 1 | |
メーカー希望小売価格 | 179万円 |
トライアンフコール
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