横浜の街をジェントルにめかし込んだライダーたちがバイクで駆ける。「LONG LEGS RYDERS RUN」開催レポート

 

11月13日(日)に開催された「LONG LEGS RYDERS RUN 2022」の開催レポートをお届け!撮影した画像も記事の最後で一部紹介しているので、ぜひとも見ていってほしい。

紳士淑女が集まるバイクイベント“LLRR”約60台が子供たちの未来を良くするため走る!

本イベントは交通遺児などをサポートするチャリティーイベントで、道路上での交通事故等で両親または片親を失くしてしまった、あるいは保護者が重度の後遺症を背負ってしまった場合、経済的に学校へ通うのが困難になり金銭面で困窮してしまう。こういった子供たちをサポートすべく、レザーアイテムを中心に展開するRIDEZが「LONG LEGS RYDERS RUN 2022(以下LLRR)」を開催する運びとなった。

 

 

開催前日の時点では雨予報になっていたものの、当日は爽やかな秋晴れで、この時期にしてはうれしい陽気に見舞われた。

朝9時を過ぎると続々とライダーが会場である、日本丸メモリアルパークに多くのライダーが集まり10時前には約60台ものバイクが会場に集結。

 

見渡す限り、ライダーというより結婚式の参列者のようなオシャレさんだらけ。それもそのはずLLRRではドレスコードの指定があり、レザージャケットまたはテーラードジャケットの着用が必須で、いわば紳士淑女コーデに身を包んだオシャレなジェントルマンたちが集結しているのだ。

開会式を終えると自身のバイクへ向かい、出発の準備を始めるライダーたち。先導にはRIDEZのハイエースが付き、台数を分けて会場を出発していった。

ルートは会場の日本丸メモリアルパーク→日本大通り→横浜中華街→山下公園→赤レンガ倉庫→みなとみらいエリア→パシフィコ横浜→コットン大橋→横浜ランドマークタワー→日本丸メモリアルパークというルートで、横浜屈指の観光名所を巡る。

 

撮影のため赤レンガ倉庫前へ先回りして、カメラを片手に待ち構えていると見えてきたのは隊列を綺麗に保ったままジェントルに駆けるライダーたち。日曜日ともあって赤レンガ倉庫付近は特に観光客が多く、道行く人々も興味津々だったがライダーが手を振るとそれに応えて手を振り返す人も多く、見知らぬ人とも友好的な関係を一瞬でも築き上げられるというのはライダーならではだと思われる。

パレードランを終えるとライダーたちは日本丸メモリアルパークへと帰還。

出入口で撮影を行なっていると、手を振ってくれるライダーも多く、ヘルメット越しでも分かるほどの満面の笑みをカメラに向けてくるライダーにこちらも常に笑顔にさせられていた。

 

戻ってきたライダーたちは仲間同士との会話に花を咲かせ、SNSでの交流があったが会うのは初めてという人も少なくなかった。

この日参加したバイクはホンダ、ヤマハなどの国産メーカーはもちろん、TRIUMPH、BMW、DUCATI、Royal Enfield、Indian、MV Agusta、Vespaなど特に外車が多かった印象だ。車種の指定は特にないのだが、カフェレーサーやクラシカルネイキッドモデル。クルーザー、ヴィンテージスクーターが多い印象で、同じモデルを所有しているオーナー同士の交流会もあちらこちらで開かれていた。

 

会場ではLLRRのグッズ販売のほかにモーターサイクルデザインを手掛けるGKダイナミックスがアートギャラリーを展開。

知る人ぞ知るBMW K1200RSのカスタム車両「秋水」も展示され、普段なかなかお目にかかれない貴重な車両が走っているシーンは強烈な記憶として残っている。

 

LLRRへの参加は、チャリティーへの賛同費として1口1000円以上で寄付をお願いしており、今回は多くのライダーの協力もあって予想を上回る寄付金が集まった。こちらは公益財団法人 交通遺児育英会への寄付が決まっている。

こういったイベントは数こそ多くないが、今回LLRRに参加したライダーを通じてもっと多くのライダーに認知してもらい、貧困に悩む子供たちが一人でも減ってくれることを願うばかりだ。

来年開催ももちろん視野に入れているとのことで、開催が決まり次第お知らせするのでこれを見たライダーたちはぜひとも参加してみてほしい。

LONG LEGS RYDERS RUN

 

スナップフォト撮影も実施!

参加されたライダーのスナップフォトも撮影!後日、LLRRの公式サイト等で撮影した写真はすべてアップされるとのことなので、そちらも併せてチェックしてみてくださいね!

 

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