トライアンフの発売するストリートファイターモデル・スピードトリプルが2016年モデルでフルモデルチェンジを敢行した。
大きな注目ポイントは、電子制御スロットルと新型ECUを採用したことにより、5つのライディングモードが選択可能となった点。ロード・レイン・スポーツ・トラック(サーキット)・任意に設定が可能な”ライダー”の計5種のモードを選ぶことができる。また、ABS&トラクションコントロールシステムも切替式となっており、ライダーの好みで電子制御システムの介入度を細かに設定可能だ。
1,050ccの並列3気筒エンジンは燃焼室やクランク、ピストンなどの形状見直しも含め、実に104ヶ所ものパーツが新たに再開発され、最高出力の向上&全域でのトルクアップをはたしているという。それに加え、ラジエターの形状も見直すことで全幅は20mm小さくなった。
エクステリア面では、スピードトリプルのアイデンティティとも言えるヘッドライトの形状も新しくデザインし直された。さらに、テールカウルは同社のスーパースポーツモデル・デイトナ675Rゆずりのスポーティな形状とし、同時に細身のLEDウインカー&バーエンドミラーも新採用している。
なお、2016年のスピードトリプルでは、SとRの2つのモデルが設定される。
スタンダードモデルとなるSでも、ブレンボ製のラジアルマウントキャリパーや、フルアジャスタブルタイプの前後フロントフォークなどを採用。
よりスポーティな方向に振られたRでは、前後サスペンションにオーリンズを採用する。また、カーボン製フロントフェンダーや、レッドのシートステッチ・サブフレーム・リムストライプ・ラジエターシュラウド、アルミ削り出しのハンドルバークランプ・スイングアームピボットカバー・リヤホイールフィニッシャーなどで、エクステリアでもスポーティさを演出している。
詳細なスペックや発売時期、販売価格などは未定とのことなので、その詳細を楽しみに待ちたい。
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トライアンフコール
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