遂に日本対応した『H-Dアプリ』を使ってみた

HARLEY-DAVIDSON H-Dアプリ

各カテゴリーのフラッグシップにはさまざまな機能が盛り込まれる傾向にある。ここではハーレー・ダビッドソンのパンアメリカで活用できる“H-Dアプリ”に注目! どんな機能が使えるのかを紹介しよう。

文:谷田貝洋暁/写真:関野 温

H-Dアプリが待望の日本対応、マシンの機能をフルに使える!

ハーレー・ダビッドソンのパンアメリカ1250シリーズの6.8インチ液晶ディスプレイは、タッチパネルの採用や設定言語に日本語があるおかげで、各種設定変更が直感的に行なえる。また、ブルートゥースによるスマートフォンとの接続も可能で、インカムがあれば音楽再生や電話応答、音声検索などが可能となっている。

 

…のだが、残念ながら2021年の登場時は、専用のH-Dアプリがなんと日本非対応…。目玉のナビゲーションアプリが使えなかったのだ。“せっかくの6.8インチサイズ液晶ディスプレイが宝の持ち腐れじゃない!?”と、残念に思った記憶がある。しかし、2022年からこのH-Dアプリが日本対応になったのだ。

 

このH-Dアプリでは、愛車とペアリング設定することで、トリップデータなどの愛車情報や取扱説明書などがスマートフォン上で閲覧可能になる。また、多機能液晶ディスプレイを備える、パンアメリカ1250/スペシャルとスポーツスターSに関しては、ディスプレイに地図画面を映し出してのナビゲーションも可能なのだ。

 

この他にもH-Dアプリでは、ツーリングに出かけた際の走行記録のログ取りを行なったり、オススメのツーリングルートを選んで走ることも可能。ハーレー・ダビッドソンが主催する各種イベント情報の確認や参加申し込み、また最寄りのディーラー検索&ナビゲーションといった機能も使えるようになるので、うまく活用すれば、ハーレー・ダビッドソンライフが充実すること間違いなしってワケなのだ。

HARLEY-DAVIDSON H-Dアプリ 天気予報画面
H-Dアプリを開いて左下の“バイクのアイコン”を開くとメインページに。現在地の天気予報に加えて、近日開催のオフィシャルイベント情報確認、申し込みがアプリから直接できる
HARLEY-DAVIDSON H-Dアプリ 正規ディーラー検索アプリ
H-Dアプリを開いて右下の“…”のアイコンを開くと、オフィシャルHPやグッズのオンラインストアのほか、最寄り正規ディーラーの情報が現れる。パンクなど出先のトラブル対応に便利だ
HARLEY-DAVIDSON H-Dアプリ ルート画面
H-Dアプリを開いて中央下の“ルート”アイコンを開くと、ナビ関係のページに。別途作成したGPXファイル(ツーリングルートやスポット情報)の読み込みや、ライディングのログ取りが行なえる
HARLEY-DAVIDSON H-Dアプリ マイプロフィール画面
H-Dアプリを開いて中央下の“ヘルメット”アイコンを開くとオーナー情報が表示される。愛車の追加や変更が行なえ、なじみのディーラー情報なども記録可能。また走行記録もこの画面で行なう
HARLEY-DAVIDSON H-Dアプリ 推奨ライド画面
H-Dアプリを開いて左下の“バイク”のアイコンを開いてスクロールすると、いくつかの“推奨ライド”が表示される。近隣のおすすめツーリングルートなので、実際に走ってみるのもいいだろう
HARLEY-DAVIDSON H-Dアプリ バイクステータス画面
H-Dアプリを開いて左下の“バイク”のアイコンを開き“マイバイク”を選択すると、トリップデータや走行可能距離のほか、オーナーズマニュアルも閲覧できる。走行モード設定時に役立った

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