Harley-Davidson SPORTSTER S 155㎝ライダーの足つき＆プチインプレッション【脱・ビギナー！バイク選びをサポート】

そろそろ大型バイクへ乗り換えを考えているそこのあなたに読んでほしい。身長155㎝のちょい小さめライダーがビギナーに近い視点で足つきや簡単なプチインプレッションを公開！バイク選びにお悩みのライダーには、ぜひともバイク選びの参考にしてもらえたらうれしい。

ライダースペック

身長：155cm／体重：46kg

筆者は身長155㎝でバイク歴6年。インプレなどで多種多様なバイクに乗るため多少の慣れもあるが、ライディングスキルが格段高いというわけではなくすべてにおいてこの身長あればとりあえず「何とかなるでしょ」主義…(笑)
以前はスーパースポーツを乗り回し、近ごろはモタードに夢中。だがカフェレーサーやネオクラシック、スクランブラー系など気になるバイクが増え着実に大人の階段を上りつつある（？）

【Harley-Davidson SPORTSTER S】足つきチェックとライディングポジション

ハーレーの最新モデルで水冷Vツインエンジン“Revolution MAX”を搭載したスポーツスターSにまたがることができたので、足つきとライディングポジションなどをご紹介しよう。

 

シート高は755mmと数値で見ると足つきはよさそうなイメージ。実際またがってみるとシートは最前部が細身で左足は真下へとおろすことができた。両足の母指球あたりで地面をとらえることができ、バランスも取りやすい。

 

約230㎏ある車重は引き起こす際に若干重く感じることもあるが、足つきのよさも相まってさほど気にならなかった。

一つ気になったのは張り出したサイレンサーカバーが右足の太モモ裏に当たり、右足だけが外側に膨らんでしまうことだ。大きな影響はないのだが、均等に足を降ろせないので不安に感じる人もいるかもしれない。

 

ライディングポジションはクルーザーらしいポジションにも見えるが、意外とスポーティな印象。ノーマル位置のステップでも遠く感じることもなく操作性にも何ら問題はなし。

 

ハンドルはワイドだが低めに設定されているので、クルーザー慣れしていない人でもすぐに馴染めるのではないだろうか。

またハーレーの車両の多くはスタンドが長く、かつ前に取り付けられていることがほとんどなのだが、スポーツスターSはスタンドが短く、足をまっすぐおろした先にスタンドが取り付けられているので、スムーズにスタンドの出し入れができたのが好印象だった。

 

小柄なライダーが足つきのいいバイクは？と周りに聞くと多くはクルーザー、アメリカンという答えが返ってくるのだが、足つきはよくてもスタンドやステップが遠いなど違う問題もある。

 

カスタムをすれば解決する問題でもあるのだが、できればノーマル状態で乗りたいという人も少なくないだろう。新型スポーツスターSではその問題も気にならないので、小柄な女性にはかなりオススメしたい。

Harley Davidson SPORT STER Sのスペック

全長×全幅×全高

2,270×－×－（㎜）

軸間距離

1,520㎜

シート高

755㎜

車両重量

228kg

エンジン型式・排気量

水冷4ストロークV型2気筒・1,252㎤

最大トルク

125N・m（12.7kgf・m）/6,000rpm

燃料タンク容量

11.8ℓ

タイヤサイズ

F＝160/70-17・R＝180/70-16

価格・カラー

・185万8,000円（ビビッドブラック）

・188万7,700円～（ストーンウォッシュドホワイト・ミッドナイトクリムゾン）

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