TRIUMPH TRIDENT 660 155㎝ライダーの足つき＆プチインプレッション【脱・ビギナー！バイク選びをサポート】

2023年1月3日

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そろそろ大型バイクへ乗り換えを考えているそこのあなたに読んでほしい。身長155㎝のちょい小さめライダーがビギナーに近い視点で足つきや簡単なプチインプレッションを公開！バイク選びにお悩みのライダーには、ぜひともバイク選びの参考にしてもらえたらうれしい。

ライダースペック

身長：155cm／体重：46kg

筆者は身長155㎝でバイク歴6年。インプレなどで多種多様なバイクに乗るため多少の慣れもあるが、ライディングスキルが格段高いというわけではなくすべてにおいてこの身長あればとりあえず「何とかなるでしょ」主義…(笑)
以前はスーパースポーツを乗り回し、近ごろはモタードに夢中。だがカフェレーサーやネオクラシック、スクランブラー系など気になるバイクが増え着実に大人の階段を上りつつある（？）

【TRIUMPH TRIDENT660】足つきチェックとライディングポジション

シート高805㎜と少し高めに設定されているトライデント660だが、両足のツマ先で地面をとらえることが可能。シートの先端部がかなり細くなっているので、股から太モモまでがシートにフィットするカタチになる。こうなることで、またがってから車体を起こす際に内もも全体でシートをホールドでき、車体の軽さも相まって引き起こし時の足つきへの不安感はゼロだ。

ハンドルは程よい高さでやや前傾姿勢でスポーティなライディングポジションになるが、長時間ツーリングでも疲れない自然さがある。タンクも大きすぎずシートからハンドルまでの距離は遠くないのでフルロック状態でも外側の腕が突っ張るなどムリな姿勢にはならない。

大型バイク1台目にもおススメ

トライアンフの新型トライデント660は660㏄並列3気筒エンジンを搭載したミドルスポーツモデル。コンパクトで軽量な車体が特徴で、魅力的なスタイリングにひかれている人も多いはず。

丸目ヘッドライトはレトロ感を演出しつつもスポーティさも感じさせ、丸みをおびたガソリンタンクはボンネビルシリーズのガソリンタンクの形状にもどこか似ていてかわいらしさもある。

スターターボタンを押すと軽快なセルモーター音の後にすぐエンジンが始動し、3気筒独特の「ヒュンッ」という心地のいい音が聞こえてくる。

パワーの出方は非常にゆるやかで、ピーキーさはまったくないので発進がとてもスムーズで安定感が抜群。低回転域でガタガタすることもなく、車体も軽いので市街地での渋滞時などでもノンストレスで走れた印象だ。

速度が上がるにつれて、シフトアップしつつアクセルを回せばしっかりパワーを感じることができ、自分の体とリンクするような加速で体がおいていかれるような感覚はないので非常に扱いやすい。大型初心者、または大型二輪免許を取った後１台目のバイクにもオススメ！

またトライデント660は価格面もオススメできる理由の１つ。大型バイクはお値段がそれなりに高いイメージだが、97万9,000円と低価格。この価格だから作りがチープだというわけではなく、ロードとレインのライディングモードやアジャスタブルトラクションコントロールなど電子制御も備わっていて、さらにほれぼれするデザイン性の高さも所有欲も満たしてくれる。

トライアンフのオプションパーツにはグリップヒーターやグラブバーなどもラインナップしており、カスタムのベース車両として購入し、自分好みに手を加えていくのも一つの楽しみ方かもしれない。