そろそろ大型バイクへの乗り換えを考えているそこのあなたに読んでほしい。身長155㎝のちょい小さめライダーがビギナーに近い視点で足つきや簡単なプチインプレッションを公開!バイク選びにお悩みのライダーには、ぜひともバイク選びの参考にしてもらえたらうれしい。
ライダースペック
身長:155cm/体重:46kg
筆者は身長155㎝でバイク歴6年。インプレなどで多種多様なバイクに乗るため多少の慣れもあるが、ライディングスキルが格段高いというわけではなくすべてにおいてこの身長あればとりあえず「何とかなるでしょ」主義…(笑)
以前はスーパースポーツを乗り回し、近ごろはモタードに夢中。だがカフェレーサーやネオクラシック、スクランブラー系など気になるバイクが増え着実に大人の階段を上りつつある(?)
Scram 411の足つき
シートは長時間のライディングでも快適に乗れるよう設計され、Himalayanより5㎜低い795㎜に設定。アドベンチャーモデルの中でも足つきの良いHimalayanと同様に、Scram411も比較的足つきは良好だ。とはいっても両足ツマ先なのだが、車体重量が200㎏を切っているので不安定さはなく、スタンドの出し入れもしやすい。
ライディングポジションは人間工学に基づいた設計をしており、リラックスした状態をキープできる。ハンドルは遠すぎず、ほどよい距離感。タンクの側面がフラットな形状なのでニーグリップがしやすく、体になじみやすいのが印象的だ。
程よいパワー感がとにかく心地いい
10月に発売されたROYAL ENFIELD のScram411(スクラムヨンイチイチ)は、アーバンスクランブラーというカテゴリーに分類される、同社にとっては新しいモデル。
Himalayanでも採用されたLS-410エンジンと、フレームのスペシャリストである英国ハリスパフォーマンス社が開発したシャーシをベースに製作されている。ベースモデルとなるHimalayanは、オフロードの走破性を高めるためフロント21インチホイールなのに対して、Scram411はフロント19インチ、リアが17インチとなる。
これにより舗装路でのスポーティな走りを実現させることはもちろん、オフロードでもそれなりの走破性を見せるマルチなキャラクターに仕上げられている。
411㏄の空冷単気筒エンジンは、低速域での十分なトルク感が印象的。
パワフルさという意味では物足りなさを感じるかもしれないが、このクラスの中ではほどよいパワー感で、心地のいい巡航速度は50~60km/h。振動も単気筒のわりにあまり強くないので、手がしびれるなどの不快感もほぼない。
また、フロントタイヤが19インチと大径で、路面のギャップや轍などの影響も受けにくく安定感も抜群。大径ホイールを搭載しているのでUターンは苦手かと思いきやハンドルは程よく切れるので、思っていたより余裕のある旋回が可能なのはうれしいポイントだった。
ROYAL ENFIELD Scram 411のスペック
- 全長×全幅×全高
- 2,210×840×1,165㎜
- 軸間距離
- ―㎜
- シート高
- 795㎜
- 車両重量
- 194kg
- エンジン型式・排気量
- 空冷4ストロークOHC2バルブ単気筒・411㎤
- 最高出力
- 17.9kW(24.3ps)/6,500rpm
- 最大トルク
- 32N・m(3.26kgf・m)/4,250rpm
- 燃料タンク容量
- 15ℓ
- タイヤサイズ
- F=100/90-19・R=120/90-17
- カラー/価格
-
Base(グラファイト・イエロー、グラファイト・レッド、グラファイト・ブルー)が83万8,200円
Mid(スカイライン・ブルー、ブレイジング・ブラック)84万5,900円
Premium(ホワイト・フレーム、シルバー・スピリット)85万3,600円
ROYAL ENFIELD Scram 411 車両詳細ページ
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