2015年はヤマハ発動機の創立60周年となるメモリアルイヤーだ。それを記念して、ヤマハからはたくさんの60周年記念モデルがリリースされている。そこで、国内向けに販売されている60周年記念モデル4台と、海外向けに販売されている4台の合計8台を一挙に紹介しよう。
ちなみに、国内販売されているモデルたちはいずれも受注期間限定モデルとなるので、気になった人は近くのヤマハスポーツバイク取扱店に問い合わせてみよう。
SR400 60th Anniversary
ヤマハのロングセラーモデル・SR400の60周年記念モデルは、イエローのタン クにスピードブロックがあしらわれる王道のカラーリング。タンク上部には専用のエンブレムも。また、前後ホイールはハブとリム部分をブラック仕上げとすることで、1970・80年代の欧米のレースシーンで活躍したヤマハのマシンたちのイメージを表現している。
販売開始は2015年12月18日より。受注期間は2015年11月17日から2016年4月末日までとなり、販売価格は通常モデル比で3万2,400円高の58万3,200円だ。
BOLT C Spec ABS 60th Anniversary
ボルトのカフェレーサーモデル・BOLT Cスぺック ABSの60周年記念モデルは、 イエローのタンクにスピードブロックをあしらった王道カラーリング。シート にはイエローステッチが加えられるとともに、ヘッドライトトリム・メーター リング・テールライトユニットはブラック仕上げとなっている。
販売開始は2016年3月1日より。受注期間は2015年11月17日から2016年4月末日
までとなり、販売価格は通常モデル比で3万2,400円高の106万560円だ。
VMAX 60th Anniversary Edition
VMAXの60周年記念モデルは、車体の側部ではなく中央にイエローのラインとスピードブロックが走るデザインを採用。
また、エアインテークやサイドカバーをマットブラック塗装、エキゾーストパイプをハーフグロス塗装としている。
販売開始は2016年3月1日より。受注期間は2015年11月17日から2016年4月末日までとなり、販売価格は通常モデル比で10万8,000円高の248万4,000円だ。
MAJESTY S 60th Anniversary
上で紹介した3モデルに先駆けて国内での販売が開始されていたマジェスティSの60周年記念モデルは、イエローの車体色をベースに、スピードブロックが走るデザインを採用。アンダーカウルとフロントフェンダーはブラック、ホイールはゴールドカラーとすることでスポーティに仕上げられている。
販売開始は2015年11月10日より。受注期間は2015年8月5日から2016年4月末日までとなり、販売価格は通常モデル比で1万800円高の36万720円だ。
ここからは海外向けモデルの60周年記念モデルを紹介!!
YZF-R1M 60th Anniversary
YZF-R1Mに採用された60周年記念カラーは、イエロー地にスピードブロックが走るデザイン。フロントカウルに大きく取られたゼッケンスペースや、テールカウル下部に配されたスピードブロック(車体をバンクさせると見える)がレーシーな印象だ。ホイールはゴールドカラー仕上げ。なお、国内への導入に関してのアナウンスは今のところなし。
XJR1300RACER 60th Anniversary
海外向けモデルのXJR1300とXJR1300レーサーにも60周年記念モデルが設定されている。ちょっとややこしいのだが、国内でXJR1300Cとして発売されているモデルは海外ではXJR1300として扱われており、XJR1300をベースにセパレートハンドルを採用し、カーボン製ビキニカウルやフロントフェンダー、シングルシートカバーを装着したモデルがXJR1300レーサーとなる。
XSR700 60th Anniversary
MT-07をベースに開発されたスポーツヘリテージモデル・XSR700にも60周年記念モデルが登場。イエローのタンクをベースに、シートと並行するようにスピードブロックが走っている。
なお、XSR700に続いて発表されたMT-09ベースのスポーツヘリテージモデル・XSR900にも60周年記念カラーが設定されているようだ。XSR900の詳細については後ほど紹介予定なのでお楽しみに。
XSR900 60th Anniversary