ヤマハのFaster Sons Project第二弾として登場したXSR900。先に登場したXSR700がMT-07をベースとしたモデルであったように、XSR900はMT-09をベースとしている。
エンジン・フレーム・足回りなどは基本的にMT-09を踏襲する。並列3気筒エンジンに3タイプのパワーモードセレクト機能という組み合わせは変わらないが、新たにトラクションコントロールシステムとアシスト&スリッパ―クラッチを採用。オールドルックなデザインの楽しみと、走る楽しみの両立をねらうスポーツヘリテージモデルらしい進化を遂げたのだ。
ルックス面では、MT-09の異型ヘッドライト&テールランプから、いずれもシンプルな丸形形状に変更。そのうえで、ヘッドライトを取り付けるサポートや、サイドカバー、フロント&リヤフェンダーはアルミ製としている。同じくメーターもシンプルな丸形を新たに採用。
燃料タンクはMT-09と同様の容量14ℓとなるが、アルミ製のタンクカバーを採用した新形状のモノへと変更されている。それにともない、シートの形状も変わっている。また、エキゾーストパイプをブラックアウトするとともに、サイレンサーエンド部分を丸形にすることでクラシカルな雰囲気に仕上げている。
欧州では2016年2月にも発売が開始される予定だ。国内への導入の情報をXSR700同様、楽しみに待ちたい。
COLOR VARIATION
DETAIL
IMAGE CUT
SPECIFICATIONS
車名(通称名) | XSR900 | |
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全長×全幅×全高 | 2,075×815×1,140(mm) | |
軸間距離 | 1,440mm | |
最低地上高 | 135mm | |
シート高 | 830mm | |
車両重量 | 195kg | |
エンジン種類 | 水冷4ストローク 4バルブ並列3気筒 | |
総排気量 | 847cm3 | |
内径×行程/圧縮比 | 78.0×59.1(mm)/11.5 | |
最高出力 | 84.6kW(115PS)/10,000rpm | |
最大トルク | 87.5N・m(8.9kgf・m)/8,500rpm | |
使用燃料 | 無鉛プレミアムガソリン | |
燃料タンク容量 | 14ℓ | |
潤滑方式 | ウェットサンプ | |
燃料供給方式 | フューエルインジェクション | |
始動方式 | セルフ式 | |
点火方式 | TCI | |
クラッチ形式 | 湿式多板 | |
トランスミッション形式 | 常時噛合式6段 | |
キャスター/トレール | 25°/103mm | |
タイヤサイズ | 前 | 120/70ZR17M/C (58W) |
後 | 180/55ZR17M/C (73W) | |
ブレーキ形式 | 前 | Φ298mmダブルディスク&ラジアルマウントキャリパー |
後 | Φ245mmシングルディスク&型押し2ピストンキャリパー | |
懸架方式 | 前 | テレスコピック式フロントフォーク |
後 | スイングアーム(リンク式) | |
フレーム形式 | ダイヤモンド | |
乗車定員(人) | 2 | |
メーカー希望小売価格 | 未定 |