前走車との適切な車間距離を保つクルーズコントロールや、死角に車両が入った時に警告を表示する死角検知機能など、数々の先進機能が装備されたニンジャH2SX/SEだが、23年モデルで新たな装備が追加された。新たに採用された機能はオートハイビーム(AHB)だ。
AHBは、フロントカウルに装備されたカメラセンサーが前方車両のライトや街灯などの明るさを検知することで、ヘッドライトのハイ/ローが自動で切り替わるシステムである。クルマでは一般的な機能だが、現在の二輪業界では普及するに至っていない。このAHBをニンジャH2 SXとニンジャH2 SX SEの両モデルに装備したというわけだ。
AHB採用のニンジャH2 SX SEはEICMA 2022で発表されているが、国内導入の日程が正式に決まり、発売予定日は4月8日(土)となる。
『Ninja H2 SX SE』
[Ninja H2 SX SE] エメラルドブレイズドグリーン×メタリックディアブロブラック
『Ninja H2 SX』
[Ninja H2 SX] メタリックディアブロブラック
価格:
『Ninja H2 SX SE』305万8,000円(税込)
『Ninja H2 SX』273万9,000円(税込)
Ninja H2 SX_主要諸元 ※[]内はSE
- 全長×全幅×全高
- 2,175mm×790mm×1,260mm
- 軸間距離
- 1,480mm
- 最低地上高
- 130mm
- シート高
- 820mm
- キャスター/トレール
- 24.7°/103mm
- エンジン種類/弁方式
- 水冷4ストローク並列4気筒/DOHC 4バルブ
- 総排気量
- 998㎤
- 内径x行程/圧縮比
- 76.0mm×55.0mm/11.2:1
- 最高出力
- 147kW(200PS)/11,000rpm
ラムエア加圧時:154kW(210PS)/11,000rpm - 最大トルク
- 137N・m(14.0kgf・m)/8,500rpm
- 始動方式
- セルフスターター
- 点火方式
- バッテリ&コイル(トランジスタ点火)
- 潤滑方式
- ウェットサンプ
- エンジンオイル容量
- 4.7L
- 燃料供給方式
- フューエルインジェクション
- トランスミッション形式
- 常噛6段リターン
- クラッチ形式
- 湿式多板
- ギヤ・レシオ
- 1速:3.076(40/13)
2速:2.428(34/14)
3速:2.045(45/22)
4速:1.727(38/22)
5速:1.523(32/21)
6速:1.347(31/23) - 一次減速比 / 二次減速比
- 1.480(74/50)/2.444(44/18)
- フレーム形式
- トレリス
- 懸架方式
- 前:テレスコピック(倒立・インナーチューブ径 43mm)
後:スイングアーム(ニューユニトラック) - ホイールトラベル
- 前:120mm
後:139mm - タイヤサイズ
- 前:120/70ZR17M/C (58W)
後:190/55ZR17M/C (75W) - ホイールサイズ
- 前:17M/C×MT3.50
後:17M/C×MT6.00 - ブレーキ形式
- 前:デュアルディスク320mm(外径)
後:シングルディスク250mm(外径) - ステアリングアングル(左/右)
- 30°/ 30°
- 車両重量
- 266kg [267kg]
- 燃料タンク容量
- 19L
- 乗車定員
- 2名
- 燃料消費率(km/L)※1
- 28.5km/L(国土交通省届出値:60km/h・定地燃費値、2名乗車時)
18.4km/L(WMTCモード値 クラス3-2、1名乗車時) - 最小回転半径
- 3.2m
※1:燃料消費率は、定められた試験条件のもとでの値です。お客様の使用環境(気象、渋滞等)や運転方法、車両状態(装備、仕様)や整備状況などの諸条件により異なります。 ※2:定地燃費値は、車速一定で走行した実測にもとづいた燃料消費率です。 ※3:WMTCモード値とは、発進・加速・停止などを含んだ国際基準となっている走行モードで測定された排出ガス試験結果にもとづいた計算値です。走行モードのクラスは排気量と最高速度によって分類されます。
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