The Craftman’s Workshopとは?
マジカルレーシングは長らくレース用カウルや、ストリート向けドレスアップパーツなど、スポーツモデルを中心にラインナップを展開してきた。2021年からは従来のように性能面にウエイトを置くのではなく、デザインや素材の質感を重視してパーツ開発を進めた『The Craftman’s Workshop』を展開し始めた(以下=TCW)。第一弾はホンダ・レブル250で、第二弾は2023年3月に開催された大阪モーターサイクルショーで初披露されたホンダ・GB350S/GB350だ。
同社が得意とするFRPやカーボンではなく、金属パーツがメイン。これは開発途中でいろいろと試し、車体の雰囲気にFRPやカーボンより金属製の方がマッチングがいいと判断したからだという。ちなみにちょっとした知識があればDIYで取り付け可能なので、気軽にGB350S/GB350の雰囲気を変えることができるのが魅力。
HONDA GB350
好みに合わせてマットブラックかシルバー(ヘアライン仕上げ)を選べる。なお、今後も追加パーツが登場する可能性があるので、GB350S/GB350オーナーにとって、TCWは要注目のブランドだ。
HONDA REBEL250
先にも触れたが、TCWの第一弾は従来のクルーザーと一線を画したデザインと、ロー&ロングなスタイル、スポーティな走りが楽しめることで人気の高いレブル250だ。こちらもコンセプトどおりデザインを重視し、金属の質感が適している部分には金属パーツを導入している。GB350S・GB350用と違ってFRPもしくはカーボンパーツもラインナップ(メーターバイザー・ラジエターシュラウド・サイドカバー・フェンダーレスキット・ミラー)。金属パーツはフロントフェンダーとチェーンカバーが用意されている。