Ninja250は顔だけじゃない。2016年モデルまでの全カラーが大集合!!

2016年1月3日

2008年に登場し、一躍人気モデルとなったニンジャ250R。

他社からは、それに追随するように250ccフルカウルモデルが続々と投入されていく。

そんな中、当然な流れではあるがニンジャ250Rのさらなる進化を期待する声が高まっていく。その期待に応えるべく、ニンジャ250Rは2013年にフルモデルチェンジを実施。

車名からRが取れ、ニンジャ250へと生まれ変わったのだ。

なんといっても注目を浴びたのは、そのスタイリング。まるで、同社製のスーパースポーツモデル・ZX-6RやZX-10Rと見間違うほどのスーパースポーツさながらのスタイリングを持つニンジャ250。

大きく印象の変わったフロントカウルは、カワサキのフルカウルスポーツモデルに共通して採用されているデザインとした。

さらにフロントウインカーはカウルにビルトインされ、スタイリッシュなフロントフェイスに貢献している。

サイレンサーも異形断面形状の新デザインを採用。

ルックスだけに限らず、フレームやエンジンなどのシャシー全般にも改良が加えられている。

エンジンは、アルミダイキャスト製のスリーブレスメッキシリンダー・オイルパンの拡大（1.7ℓ→2.4ℓ）・新形状＆新材質を採用したピストンなどの変更を受けた。

また、インジェクションシステムはサブスロットルバルブの大径化を受けている。フレームは従来モデルを継承しつつも、メインチューブへの補強バイパスの追加やガセットの追加などを行ないフレーム剛性を強化。

それに加えて、エンジン前側をラバーマウントとすることで、エンジン振動の低減を図っている。

さらに、ホイールは新形状を採用するとともに、リヤタイヤは130から140へとサイズアップされている。

二段式のシート下の収納スペースや、ファンカバーの装着＆サイドカウル部分には排熱用のダクトを設けることで、ライダーの足にエンジンからの熱風が直接当たることを軽減するなど、デザインだけでなく実用性の面でも磨きがかけられている。

ニンジャ250Rでは、通常モデルと特別色を採用したスペシャルエディションの2つのバリエーションが用意されてきたが、ニンジャ250ではABSモデルも新たに追加。

通常モデルとスペシャルエディション・ABS スペシャルエディションの3タイプが用意され、それぞれに別カラーを採用する豪華なラインナップだ。

その後、2015年モデルではアシスト＆スリッパークラッチを新採用。従来モデルよりもクラッチ操作が軽くなるとともに、急激なシフトダウン時に生じるエンジンブレーキを軽減し、リヤタイヤのホッピングやスリップを抑制してくれるなどのメリットを持つシステムだ。

シート高はニンジャ250Rよりも10mm高い、785mmの設定となっているが、その分シート前方のサイド部分を削ることで、足つき性の悪化を抑制。

その結果、従来モデルと変わらない良好な足つき性を確保している。

また、スーパースポーツさながらのルックスの代償として、またがりの際にはそれなりに意識して足を上げなくてはならない点はニンジャ250Rと変わらない。

モデルは身長170cm・体重51kg。