トリシティシリーズのフラッグシップがマイナーチェンジを受ける

LMW(Leaning Multi Wheel)とは、一般的なバイクのように傾斜(リーン)して旋回する三輪以上のヤマハの車両の総称。フロント二輪にすることで、フロント一輪よりも安定の高い走りが楽しめるのが特徴だ。スクーターのトリシティシリーズと、水冷4ストロークDOHC4バルブ並列3気筒・6速ミッションを搭載するナイケンシリーズに展開されている。
トリシティシリーズのフラッグシップであるトリシティ300は、弟分よりも車重が重く、車格は大きいが、292㏄エンジンを組み合わせ、ハイレンジで安定した走りを味わえるのが特徴。自立をサポートする「スタンディングアシスト」が採用されているのもポイントである。発売スタートは2020年9月だが、それ以来初となるマイナーチェンジを受けた。
大きなポイントは平成32年排出ガス規制に対応させたこと。エンジン性能は従来モデルを維持したという。それ以外ではスマートキーに音叉エンブレムが追加され、新グラフィック&カラーが採用された。ちなみにホイールやフロントフェンダーにオレンジをアクセントに加えた「グレーイッシュブルー」、街中だけでなくアウトドアでも映える「マットベージュ」、落ち着いた雰囲気の「マットグレー」の3色だ。価格は104万5,000円で、12月15日からの発売となる。

 

TRICITY300

TRICITY300主要諸元
モデル名
TRICITY300
型式
88BL-SH21J
全長×全幅×全高
2,250×815×1,470(㎜)
軸間距離
1,595㎜
シート高
795㎜
車両重量
237㎏
燃費消費率*1(WMTCモード値[クラス]*2)
32.2㎞/L[クラス2・クラス2-2]1名乗車時
原動機種類
水冷4ストロークOHC4バルブ
気筒数配列
単気筒
総排気量
292㎤
最高出力
21kW(29ps)/7,250rpm
最大トルク
29N・m(3.0㎏f・m)/5,750rpm
変速機形式
Vベルト式無段階変速/オートマチック
燃料供給装置形式
フューエルインジェクションシステム
燃料タンク容量
13L
タイヤサイズ(フロント・リヤ)
F=120/70-14 M/C 55P・R=140/70-14M/C 62P
乗車定員
2名

※1 燃料消費率は定められた試験条件のもとでの値です。お客様の使用環境(気象、渋滞など)や運転方法、車両状態(装備、仕様)や整備状態などの諸条件により異なります ※2 WMTCモード値は、発進、加速、停止などを含んだ国際基準となっている走行モードで測定された排出ガス試験結果にもとづいた計算値です。走行モードのクラスは排気量と最高速度によって分類されます

 

 

CONTACT

問い合わせ先
ヤマハ発動機カスタマーコミュニケーションセンター
電話番号
0120-090-819
URL
https://www.yamaha-motor.co.jp/mc/

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