KOOD(クード)のアクスルシャフトは素材の選択から製造まですべて“Made in Japan”。生材から熱処理を加え、ひずみをプレスで修正、素材に再度熱を加えることによってクロームモリブデン鋼の特性である強度と粘りを最大限に引き出している。さらにセンターレス研磨と3層ものメッキ加工で高い精度を実現。今回取り付けたトリッカーは走行距離1万km未満。アクスルシャフトにはうっすらとサビがあり、わずかにホイールとのクリアランスの甘さを示しているが、歪みない輝きを放つKOODのシャフトは見るからに精度が高そう。はて、走りはどう変わる!?
KOOD クロモリアクスルシャフト フロント用 Y-F-014A
- 価格
- 3万1,900円
- 適合車種
- ヤマハ・1997~2004年式セロー225、2005~2007年式セロー250、2004~2017年式トリッカー
【取り付け】
精度の高さはどうあれ、グリスアップは必須。そして輝かしい見た目の期待どおりとでも言うべきか、装着時には気持ちいいぐらいホイールにスーッと通る。締め側のボルトは純正をそのまま使用するが、シャフトのボルト部分は山がなめらかに仕上げられているので、六角のボックスレンチで。輝かしいパーツを装着することで、周りの部分のマメなメンテ、清掃も心掛けられるようになるだろう、たぶん。
【乗り味チェック】
普段から平地ではセカンドギア発進をするのだが、装着後もさっそくいつもの要領でクラッチをつなぐと……少しつながったぐらいの団塊でスススッと前進する感じ。あまりにもわかりやすい実感なので、気のせいなのかと疑ったが、低速でのタイトなコーナーリングでは明らかにスムースさが変わった。イン側へのステアリングの切れ込みが確実に減っている。また、ブレーキング時に舗装路面の細かなギャップに対してフロントフォークの挙動が穏やかになった印象も。
CONTACT
- 問い合わせ先
- コウワ
- 電話番号
- 072-289-6407
- URL
- https://kouwa-kood.jp