5年ほどモデルチェンジのなかったEXCEEDがついにモデルチェンジ。一番の進化ポイントは、風の巻込を軽減する新しいシールドになるけれど、それ以外にも新技術が投入されて快適性が大幅にアップ!
ダブルアクションタイプマイクロラチェットバックルによりあごヒモの着脱がラクなため、ヘルメット自体をかぶったり脱ぐのがスムーズ。また瞬時にインナーサンシェードを出し入れできてまぶしさに強いなど、使い勝手のよさから2019年の発売以来根強い人気のあるカブトのオープンフェイスモデル“エクシード”。そのロングセラーモデルがついにこの夏バージョンアップしてエクシード‐2となって発売される。
基本的なシェルのスタイルは変わらないものの、シールドの形状が変わった。とくに下端にエッジが生まれたことで“おっ、なんかスポーティだな”と感じる人が多いはずた。もちろん、ただスタイルをカッコよくしようとして形状を変えているのではない。これはシールド内への走行風の巻き込みを低減するというパフォーマンスを追求した結果の形状変化である。ほかにもエクシードが発売さた2019年以降に導入されたさまざまな新しいテクノロジーや工夫が採用されたことで、かぶったときの快適性は大幅にアップしているのだ。
外観的には大きな変化がないものの、実際にかぶってみるとさまざまな進化が感じられるエクシード‐2、ここで紹介するようにさまざまなアップグレードがあったにも関わらず、価格は前モデルから1,000円しかアップしていないところも、ユーザーとしてはうれしい限り。というわけで、こちらも長く愛され続けるヒット商品となることは、間違いなさそうだ。
風の巻き込み軽減するエアロシールドを新たに採用
早くからヘルメットの空力に着目してきたカブト。今回はシールドの下端部に設けられたスポイラーと凹凸により、走行風を左右に分散して、ヘルメット内への風の巻き込みを低減させる新しいシールドを採用した。実際に高速域でもヘルメット内で巻き込み風を感じることはなかった。
ヘルメット内の温度が上がりにくい
UV(紫外線)とIR(赤外線)をカットする、帝人株式会社の高機能ポリカーボネートをシールド素材として用いることで、シールド自体はクリアながら日射熱によるヘルメット内の温度上昇が抑制される。実際に今回、晴天のもとで撮影したけれど、ヘルメット内は暑くなかった。
DEOFACTOR®(デオファクター)の制菌加工が採用された内装が、繊維上の細菌が増殖するのを抑制。洗濯のタイミングを逸しても、すぐには匂いが気になることはなさそうだ
- サイズ
- XS(54-55㎝)、S(55-56㎝)、M(56-57㎝)、L(59-60㎝)、XL(61-62㎝)
- カラー
- グレー・パールホワイト・ブラックメタリック・フラットブラック・シャイニーレッド
- 企画
- JIS
- 価格
- 3万6,300円
CONTACT
- 問い合わせ先
- オージーケーカブト
- 電話番号
- 06-6747-8031
- URL
- https://www.ogkkabuto.co.jp