2006年カーオディオシステムのOEMメーカーとして設立されたLexin Electronics(レシン・エレクトロニクス)。2010年には同社初となるBluetoothインカムキットをリリースしてバイク用電装パーツ市場に参入した。 レシンはその後も数年間、別ブランドのOEMメーカーとして活動。2015年にOEMメーカーとしてつちかったさまざまな技術を投入し、高品質で信頼性の高いアイテムを、リーズナブルな価格で市場へ提供するといった企業目標を定め“レシン”として市場へ参入した。現在ではアメリカをはじめ、100ヶ国で販売されているグローバルブランドとして成長を続けている。
今回は筆者(タンデムスタイル編集長・吉田)が購入した、スマートパンプP5の使い心地をレビューする。まず購入したキッカケは、個人所有するホンダADV160のタイヤ空気圧管理をするため。というのも、ホイールとエアバルブの形状から、ガソリンスタンドにある空気入れだとホースをバイク側のエアバルブにアクセスできないことがほとんど。タイヤの空気は徐々に抜けていくため、定期的に補充する必要がある。しかし、ガソリンスタンドで補充できないので、何かしらの用でショップに行ったときにしかできない。安全のためにも、タイヤの偏摩耗を防ぐためにも適正な空気圧をキープしたい。そんなときに見付けたのがスマートパンプP5だ。
購入した理由はいくつかあるが、第一に機器側のホースがフレキシブルで、ADV160のエアバルブにアクセスできること。第二は電気の力で空気を入れられること。筆者はフットポンプタイプを持ってはいるが、かなり踏まないとエアが入らない(ホースの途中に空気圧を表示するユニットがあるためADV160にはアクセスできなかった…)。第三は携行性がいいこと。筆者はセロー250を所有し、ときどき林道を走る。オンロードよりも空気圧を落としてダートでのグリップを上げることも。しかし、オンロードでは適正な空気圧ではない。林道とオンロードを走る距離を考慮すると、空気圧はオンロードに合わせることになってしまう。しかしスマートパンプP5があれば、ダートで空気圧を落としても、オンロードを走る前にすばやく補充できるから。
ちなみに筆者はデジタル機器音痴な面があるので、内心『うまくできるかな?』と不安を抱えていたが、使い方はとても簡単だった。ホースを本体にしっかりと組み付け、電源をオンにする。ボタン操作で適正な空気圧にセットし、ホースをエアバルブに組み込む。ちなみに先端はネジになっているので、エアバルにしっかりと組み付ける。その時点で画面に現在の空気圧が表示され、セットした数値以下なら、主電源ボタンを長押しすれば空気の注入がスタート。そのまま規定値になれば止まるので非常に『楽』のひとことだ。
筆者はバイクを複数台所有しているが、現在のメインはADV160。それ以外は頻繁に稼働させていないが、走り出す前に簡単かつ短時間でエアチェック&補充ができるという面でも買ってよかったと思ったしだい。安全のためにも、気持ちのいいライディングを楽しむためにはタイヤの空気圧管理は重要。それを気軽かつ簡単にできるスマートパンプP5はオススメだ。ちなみに価格は1万980円になる。
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