ポラリスジャパンは7月11日、インディアンモーターサイクルのALL NEW SCOUTシリーズジャパンプレミアをメディア向けに実施した。
発表会にはインディアンモーターサイクルのチーフデザイナーであるオラ・ステネガルド(Ola Stenegard)氏と、本国のインディアンモーターサイクル副社長を務めるグラント・べスター(Grant Bester)氏、プロダクトマネージャーのカイル・ゲーデ(Kyle Goede)氏が登場し、インディアンモーターサイクルとスカウトの歴史や業績、新型スカウトの開発コンセプトなど、プレゼンテーションを行なった。
スカウトが初めて登場したのは1920年と今から100年以上前のことで、現在の水冷エンジンを採用したスカウトが登場したのは2014年。そして今年、10年ぶりにフルモデルチェンジを果たし、スカウトシリーズ5機種が新たに登場した。
ラインナップはスカウトクラシック、スカウトボバー、スカウトスポーツ、スーパースカウト、101スカウトの5モデル。
新型スカウトシリーズはエンジン、フレーム、シート、タンク、マフラーなどそのほか細部の至るところまで設計を刷新した。エンジンは“スピードプラス”という名がつけられた新エンジンを搭載し、排気量を1,133㏄から1,250㏄へと拡大し最高出力、最大トルクともにアップ。従来モデルではアルミフレームを採用していたが、新型スカウトではスチールをメインフレームに、ミッドフレームはアルミを採用したハイブリッド構成となった。
また、装備の充実度や車体金額が異なるグレードも設定され、アナログメーターや新型LEDヘッドライトなど基本的な機能を備えた“スタンダード”と、これにクルーズコントロールや3つのライディングモード(スポーツ・スタンダード・ツアラー)、USB電源ポートを備えた“リミテッド”。そして外気温や車両の状態が表示される4インチのタッチスクリーンを備え、キーレスイグニッションを装備した“リミテッド・テック”の3つのグレードがラインナップしている。
プレゼンテーションでは5機種以外にも6モデル目を計画しているとも語っており、今後どのようなモデルが登場するのか期待が高まる。
新型スカウトの試乗インプレッションは、また後日記事をアップするので、そちらにも期待していただきたい。
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