eモビリティを30分220円で楽しく体験! 国内初の常設型施設”eモビリティパーク東京多摩”がイオンモールむさし村山にオープン

eモビリティパーク多摩で未来の乗り物を体験

レンタル819やレンタルバイクを使ったツアー事業など、幅広く手がけるキズキが、国内初の常設型eモビリティ体験施設‟eモビリティパーク東京多摩”を11月29日(金)、イオンモールむさし村山のつむぐひろば内にオープンした。

この施設は、東京都が推進する‟ゼロエミッション東京”実現の取り組みの一環として、eモビリティの魅力を多くの人に体験してもらうための場として設けられた。

 

eモビリティパーク東京多摩では、免許不要で16歳以上なら誰でも楽しめる特定小型原動機付自転車や、通勤・通学向けで活用できる電動キックボード。さらには趣味として楽しむための普通自動二輪区分の電動車まで、常時20種類以上のeモビリティをラインナップ。

ちなみに普通自動二輪車はカワサキ・Ninja e-1、BMW・CE 02、サーロン・Light Bee L1e-Cなど、話題のモデルが用意されている。最新モデルも順次導入予定だそうだ。

安全性を重視した試乗体験

試乗コースには、坂道、排水溝、段差、点字ブロックなど、実際の道路環境に近い障害物を再現。将来的には横断歩道や一時停止エリアなども追加される予定で、公道に近いリアルな走行体験が可能だ。すべての試乗には最初インストラクターがつき、操作方法の指導や安全確認を行なうため、初めての人でも安心して参加できる。

 

試乗体験は1回220円(税込)で30分間。この中には講習ビデオの視聴も含まれ、実際の試乗は2台まで可能。異なる車種に乗り比べることで、自分に合ったeモビリティを見つけることができる。

また、施設内で使用される全車両は任意保険に加入済み。万が一の際も補償があるため、利用者は安心して体験を楽しむことができる。

若年層には最新の環境配慮型モビリティの魅力を伝え、高齢者には利便性を感じてもらう。この施設は‟ワクワクする未来の移動手段”を提供し、eモビリティが生活の一部として普及するきっかけ作りを目指している。

 

今回、体験会に参加し試乗体験を行なった。胸部、ヒジ、膝のプロテクターに加え、グローブとヘルメットが貸し出され、これらは常に用意されているため手ぶらでも気軽に楽しめるのが大きなポイントだ。eモビリティの始動方法や操作上の注意点については、インストラクターが丁寧にレクチャーしてくれるため、特定小型原動機付自転車初体験だったけれど安心して乗ることができた。コース内には常にインストラクターが目を配り、音がほとんどしない車両特性のおかげで声がはっきりと聞こえる環境が整っていたのも安心感につながった。

筆者自身、電動キックボードに乗ったことがなく、普段バイクに乗っている身でありながら電動キックボードに対して不安があった。独自の交通ルールに対する自身の認識が曖昧であることや、公道での運転が他の車両からどのように見られているのかを気にしていたためだ。また、公道では交通ルールの理解不足と思われる危険な運転を目にすることもあり、いきなり公道に出ることに抵抗があったのだ。そんな筆者にとっては交通ルールから学べるこの施設はとても役立った。

 

このような体験施設を通じて、安全で楽しい移動手段としてeモビリティを身近に感じてもらい、利用者が増えることで社会全体での認知が深まり、eモビリティが選択肢の一つとして広がっていくことを期待したい。未来の移動手段に触れ、可能性を体感できるeモビリティパーク東京多摩。ぜひ一度訪れて、次世代のモビリティを体験してみてほしい。

eモビリティパーク東京多摩 施設概要

施設名

eモビリティパーク東京多摩

場所

東京都武蔵村山市榎1丁目1-34 イオンモールむさし村山 つむぐひろば(イオンモール駐車場二輪置き場完備)

営業時間・定休日
11時~18時
月曜・火曜(祝日の場合は営業、翌日休み)
体験料
220円

公式サイト

 

 

 

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