写真・文：片岡裕介
モトジムカーナの祭典、大阪にて開幕！
バトル形式のモトジムカーナ観戦・体験が楽しめる“モトジム”と、バイクのお祭りイベント“モトフェス”が同時開催された。開催地はモトジムでは初となる関西エリア。3,000人以上のファンが集まる大盛況イベントとなった。
１vs１バトルの大迫力。モトジムを要チェックだ
モトジムカーナという競技がある。これは広い敷地にパイロンを並べてコースを作り、タイムを競うモータースポーツだ。ただ、タイムアタックは1台ずつ行なうため、複数のバイクがからみ合うバトル要素がない。
しかし、バイク用品店ナップスが主催する“モトジム”は違う。同じコースを2つ用意して、2台のバイクが同時にスタートしてバトルを繰り広げるという最高に盛り上がる形式になっているのだ。
なおこのモトジム、関西エリアでは初開催となる。さらに今回はナップスのお祭りイベント“モトフェス”と同時開催という形で盛大なイベントとなった。メインコンテンツであるモトジムをはじめ、気軽に参加できるモトジムカーナ体験や試乗会、ステージイベント、企業ブースなどが用意され、約３０００人もの来場者が集まった。
モトジムは来年の開催も予定しているので、まだ見たことがない人はぜひともその熱いバトルを体感しに会場に足を運んでほしい。今回のモトジムをすぐに見てみたい人は、Youtubeにてライブ配信が公開されているのでチェックしてみよう。
入場時間前には駐車場に長蛇の列ができていた。初めて関西エリアで開かれるモトジムを心待ちにしていたファンが多かったようだ。
午前に第1ヒート（予選）、午後から第2ヒート（決勝）という流れ。予選もバトル形式で行なわれ、上位タイムの32名が決勝に進む。
コースと観客の距離が近いため、大迫力のバトルを間近で楽しめる。コースイン時は選手が観客にハイタッチするパフォーマンスも。
公道を走れるマシンなら排気量問わず参加OK。ジムカーナはパワーの差が出にくいため、原付がリッターマシンのタイムを上回ることも。
第1ヒート後はじゃんけん大会が行なわれた。バイクタレント・平嶋夏海さんらと豪華景品をめぐってじゃんけんバトル！
ランチタイムはキッチンカーエリアが大盛況。台湾料理や沖縄そば、ハワイアンメニューやキーマカレーなど、さまざまな料理を楽しめた。
オイル・ケミカルメーカーのモチュールブース。ドラム缶カートに乗ってコース内を走るアトラクションは年齢を問わず大人気だった。
ナップスブースではアウトレット商品を販売。店頭でなかなか買えないアウトレット品をゲットしようと多くのライダーで賑わっていた。
アップガレージブースでは、オリジナルグッズや中古パーツが販売されていた。また、プロドライバーによる同乗体験走行も開催。
アップガレージの同乗体験走行は誰でも参加OK。86やインテグラ、S660の助手席に同乗して、ハイスピードドリフトをコース上で体験できた。
世界規模で活躍するライダー・木下真輔さんによるエクストリーム・スタントショーを開催。車両はトライアンフ・ストリートトリプルだ。
第2ヒート開始前はプロライダーによるデモンストレーションからスタート。全日本ロードレース選手権の秋吉耕佑選手（左）と中村竜也選手。
第1ヒートの上位タイム32名が4つのクラスに分かれて、第2ヒートへ。ここからはトーナメント形式のため、より接戦になっていく。
上位1～8名による最高峰クラス“アップガレージクラス”の決勝戦。ホンダ・NSR250Rを駆る大川彰人選手（左）が頂点に輝いた。
“アップガレージクラス”“モチュールクラス”“RSタイチクラス”“リキモリクラス”各上位3名に、各イベントスポンサーとナップスから豪華商品がが贈られた。MOTO GYM公式レポート& リザルトはこちら
お試しでモトジムカーナを楽しめる体験会を実施。車両はホンダ・グロムとモンキー125が用意された。1回500円とリーズナブルだ。
バイク試乗会では、海外モデルのハーレーやトライアンフなどのほか、EVモデルのサーロン、フェローなどが用意され、500円で複数回試乗できた。
参加者VOICE[どいさん(左)・おまめさん(右)]
「モトジムが大阪で開催されることをSNSで知って、地元なので参加してみました。モトジムの一騎打ちは、いつの間にか2台の差が埋まっていたり逆転したりと、すごく見ごたえがありました。体験会も参加しましたが、やって みるとモトジムカーナは奥が深く、基本動作 がとても大切なんだとわかりました。同時に選 手の…テクニックのすごさもよくわかりました ね(笑) 」。
開催概要
- 開催日
- 11月24日（日）
- 会場
- 大阪府・泉大津フェニックス
- 主催
- ナップス
