スポーツツアラーとしての魅力が増した新型NT1100が登場

 

ウインドプロテクション効果にすぐれたフェアリングを装備し、CRF1100Lアフリカツイン由来の扱いやすくパワフルな並列2気筒1,082㏄エンジンを搭載するNT1100が登場したのは2021年のこと。長距離を高速で移動するライダーが多いヨーロッパでは人気の高いマシンで、一部の国では警察車両としても採用されている。日本ではクラッチ操作不要のDCT(デュアルクラッチトランスミッション)がリリースされており、ツーリング好きライダーから一定の支持を集めているモデルだ。
2025年モデルは登場以来の初となる改良を受けた。まずデイタイムランニングライトとウインカーが内蔵されたヘッドライトに変更され精悍さがアップ。加えてスクリーンの高さと角度を5段階で(手動)調節可能になったのも、ツーリングを楽しむライダーには見逃せないポイントだ。さらに、エンジンは従来型をベースに圧縮比とバルブタイミングを変更し、スロットルバイワイヤシステムによるスロットルバルブの開度設定を最適化、DCTのセッティングを見直すことによって扱いやすが増したという。さらに新たに電子制御サスペンションEERAを採用することで、快適な乗り心地も期待できるなど、魅力は大幅にアップ!
カラーバリエーションは『マットウォームアッシュメタリック』『ガンメタルブラックメタリック』を展開。価格は184万8,000円になる。発売は2025年1月23日だ。

 

 

NT1100

NT1100主要諸元
モデル名
NT1100
型式
8BL-SC90
全長×全幅×全高
2,240×860×1,340〜1,510(㎜)
軸間距離
1,535㎜
シート高
820㎜
車両重量
249㎏
燃費消費率*1(WMTCモード値[クラス]*2)
20.4㎞/L[クラス3-2]1名乗車時
原動機種類
水冷4ストロークOHC4バルブ
気筒数配列
並列2気筒
総排気量
1,082㎤
最高出力
75kW(102ps)/7,500rpm
最大トルク
111N・m(11.3㎏f・m)/5,500rpm
変速機形式
電子制御織6段変速(DCT)
燃料供給装置形式
フューエルインジェクションシステム
燃料タンク容量
20L
タイヤサイズ(フロント・リヤ)
F=120/70ZR17M/C(58W)・R=180/55ZR17M/C(73W)
乗車定員
2名

※1 燃料消費率は定められた試験条件のもとでの値です。お客様の使用環境(気象、渋滞など)や運転方法、車両状態(装備、仕様)や整備状態などの諸条件により異なります ※2 WMTCモード値は、発進、加速、停止などを含んだ国際基準となっている走行モードで測定された排出ガス試験結果にもとづいた計算値です。走行モードのクラスは排気量と最高速度によって分類されます

 

 

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問い合わせ先
Hondaお客様相談センター
電話番号
0120-086819
URL
https://www.honda.co.jp/motor/

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