ヤマハ・トレーサー9GTは、スポーツバイクの走行性能とツーリングの快適性を融合したスポーツツアラーとして誕生。2021年に888ccの3気筒エンジンを搭載した現行モデルへと進化した。
888㏄並列3気筒エンジンはスムーズな加速とトルクフルな走りをもたらし、ワインディングや高速道路でも爽快なライディングを楽しめる。さらに、電子制御技術が多数投入され、グリップヒーターなどの快適装備も与えられなど、ツーリングの快適性を求めつつ、スポーティな走りも楽しみたいライダーに最適な1台となっている。
そんなトレーサー9GTが2025年モデルで大幅に進化をとげた。最大の注目点は、二輪車として世界初採用の『マトリクスLEDヘッドライト』だ。カメラが周囲の交通状況を検知し、照射範囲を自動調整。夜間の視認性を向上させ、対向車への眩惑を防ぐ。さらに、バンク角に応じて配光が変わるコーナリングライト機能も備え、夜の峠道でも安心感が増している。
性能面ではKYB社と共同開発した電子制御サスペンション『KADS®』が導入された。これは取りまわしをサポートする機能で、メインキーをONにすると30秒間減衰力が低下し押し歩きがしやすくするというもの。あわせてフレームの最適化も図り、剛性バランスが見直しを実施。リヤフレームは50㎜延長され、タンデム時の快適性が向上した。その一方で約150gの軽量化を達成している。
また走行モードが『D-MODE』から『YRC(Yamaha Ride Control)』へ進化。3つのプリセットモードと2つのカスタムモードを選択可能になっている。加えて『可変スピードリミッター(YVSL)』も新搭載。ライダーが設定した速度を超えないようエンジン出力を制御し、市街地走行時などで活用すれば負担軽減が期待できる。
そしてラディングポジションの見直しや電動スクリーンの導入などで、快適性を高めている。加えて7.0インチのフルカラーTFTディスプレイを採用し、『Y-Connect』と連携することでスマートフォンの通知や音楽再生も可能になった。スマートキーシステムなども導入され、快適性・利便性も向上している。
魅力が増した2025年トレーサー9GTの価格は159万5,000円。カラーはマットライトグレーとマットダークグレーの2色が用意される。発売は4月15日からだ。
TRACER9 GT
TRACER9 GT主要諸元
- モデル名
- TRACER9 GT
- 型式
- 8BL-RN99J
- 全長×全幅×全高
- 2,175×900×1,440(㎜)
- 軸間距離
- 1,500㎜
- シート高
- 845㎜(Lo)/860㎜(Hi)
- 車両重量
- 227㎏
- 燃費消費率*1(WMTCモード値[クラス]*2)
- 20.9㎞/L[クラス3・サブクラス3-2]1名乗車時
- 原動機種類
- 水冷4ストロークDOHC4バルブ
- 気筒数配列
- 並列3気筒
- 総排気量
- 888㎤
- 最高出力
- 88kW(120ps)/10,000rpm
- 最大トルク
- 93N・m(9.5㎏f・m)/7,000rpm
- 変速機形式
- 常時噛合式6速/リターン式
- 燃料供給装置形式
- フューエルインジェクションシステム
- 燃料タンク容量
- 19L
- タイヤサイズ(フロント・リヤ)
- F=120/70ZR17 M/C(58W)・R=180/55ZR17 M/C(73W)
- 乗車定員
- 2名
※1 燃料消費率は定められた試験条件のもとでの値です。お客様の使用環境(気象、渋滞など)や運転方法、車両状態(装備、仕様)や整備状態などの諸条件により異なります ※2 WMTCモード値は、発進、加速、停止などを含んだ国際基準となっている走行モードで測定された排出ガス試験結果にもとづいた計算値です。走行モードのクラスは排気量と最高速度によって分類されます
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