コーナリング性能と空力特性が進化した2025年YZF-R1&R1M

 

オンロードスポーツモデルの最高峰ともいえる1,000㏄スーパースポーツに対し、各メーカーは最新の技術を投入したマシンを市場に送り出している。ヤマハは1998年からYZF-R1をラインナップし、定期的に進化させ続けてきた。現在はスタンダードのYZF-R1とオーリンズ製電子制御サスペンションを前後に投入した上級バージョンのYZF-R1Mがラインナップされている。

 

​2025年モデルでは、YZF-R1・YZF-R1Mともに車体の安定性に影響をおよぼすウイングレットが導入され、グリップ&ホールド性を高めた新しいシート表が採用された。またYZF-R1には従来よりも緻密な減衰生後を可能にするSDF(Separate Damping force Function)機構搭載のKYB製新型フロントフォーク、コントロール性を高めるべくブレンボ製フロントキャリパーとラジアルマスターシリンダーを投入。コーナーリング性能と空力特性が高まり、よりスポーツマシンとして磨きがかかった。

 

YZF-R1のカラーはブルーとマットダークグレーの2色が用意され、価格は253万円で、5月30日から発売される。YZF-R1Mのカラーはカーボン1色で、価格は328万9,000円。ただし、すでに生産上限数に達する見込みとなったため、販売店からの受注が終了。そのためこれから購入を検討する人は、店頭在庫を探す必要がある。

 

 

YZF-R1/YZF-R1M

YZF-R1/YZF-R1M主要諸元

※〈〉はYZF-R1M

モデル名
YZF-R1/YZF-R1M
型式
8BL-RN65J
全長×全幅×全高
2,055×690×1,165(㎜)
軸間距離
1,405㎜
シート高
860〈855〉㎜
車両重量
203〈201〉㎏
燃費消費率*1(WMTCモード値[クラス]*2)
15.2㎞/L[クラス3・サブクラス3-2]1名乗車時
原動機種類
水冷4ストロークDOHC4バルブ
気筒数配列
並列4気筒
総排気量
997㎤
最高出力
147kW(200ps)/13,500rpm
最大トルク
113N・m(11.5㎏f・m)/11,500rpm
変速機形式
常時噛合式6段リターン
燃料供給装置形式
フューエルインジェクションシステム
燃料タンク容量
17L
タイヤサイズ(フロント・リヤ)
F=120/70ZR17 M/C(58W)・R=200/55ZR17 M/C(78W)〈190/55ZR17 M/C(75W)〉
乗車定員
2名

※1 燃料消費率は定められた試験条件のもとでの値です。お客様の使用環境(気象、渋滞など)や運転方法、車両状態(装備、仕様)や整備状態などの諸条件により異なります ※2 WMTCモード値は、発進、加速、停止などを含んだ国際基準となっている走行モードで測定された排出ガス試験結果にもとづいた計算値です。走行モードのクラスは排気量と最高速度によって分類されます

 

 

CONTACT

問い合わせ先
ヤマハ発動機カスタマーコミュニケーションセンター
電話番号
0120-090-819
URL
https://www.yamaha-motor.co.jp/mc/

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