オフロードヘルメット「マッドジャンパー2」をストリートで使うという選択肢
ゴッドブリンクが販売する「ZEALOT(ジーロット)マッドジャンパー2」は、オフロードヘルメットとして知られるが、実はオンロードバイクとの相性もバツグンだ。今回、タンデムスタイル編集部が提案するのは、オフロードバイク以外の車両でのスタイリング。
実際にマッドジャンパー2を4年間愛用し、メインバイクはモタード。オフロードを走る機会は少なく、街乗りやツーリングなど、公道での使用がメインだ。
「オフロードヘルメット=オフロードバイク専用」という固定概念は不要。むしろ、シーンによってはオフロードヘルメットのほうが快適なこともある。まずは、オンロードバイクと合わせたスタイルを紹介しよう。
オフロードヘルメット × ストリートバイクのスタイル例
YAMAHA XSR700・MT-07・BMW G310R・SUZUKI GSX-8S(ストリートファイター・スポーツネイキッド)
ストリート感が濃くなり、派手なカラーリングの車体との相性もバツグン。スタントライダーのOGAチャンネルこと小川裕之さんもスポーツネイキッド×オフロードヘルメットのスタイル。
DUCATI SCRAMBLER ICON(スクランブラー)
スクランブラー系はビンテージのオフヘルとゴーグルも合うけど、スポーティさを出したいときはマッドジャンパー2がオススメ!
Harley‐Davidson X350・RoyalEnfield Hunter350 Revel(ネオクラシック)
ネオクラシック系かつスポーツ寄りのモデルにあわせるのもオススメ!車体のカラーに合わせて、ヘルメットをグラフィックモデルにするのも意外とアリかも!
BMW F 750GS(アドベンチャー)
アドベンチャーモデルの場合、シールド付きのオフロードヘルメットを選ぶ人が多い傾向にあるかもしれないが、マッドジャンパー2との相性もバツグン。スクリーンが大きい車両だと、より風の抵抗も低減して超快適!
車両撮影協力:レンタル819お台場店
Husqvarna Motorcycles 701Supermoto(モタード)
オフロードバイクがベースの車両だから合わないワケがない!
マッドジャンパー2のスペック|特筆すべきは軽さ
まずは、マッドジャンパー2の基本スペックを押さえておこう。
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MFJロードレース承認ヘルメット(レース使用可)
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SG、PSC規格取得(公道走行OK)
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サイズ展開:S~XXL(スモールシェル・ラージシェル 帽体2サイズ)
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内装の細やかな調整が可能(センターパッド&チークパッド交換可)
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インカム用スピーカーホール装備(直径40mmまで対応)
なかでも注目すべきは、その軽さだ。
「カーボンハイブリッドモデル」は約1,100gと、フルフェイスヘルメットに慣れている人なら驚くほどの軽量さ。首への負担が少なく、長時間のライディングでも疲れにくいのが魅力だ。
また、帽体にはリブ加工がほどこされ、ゴーグルバンドがズレにくい設計。加えてJIS規格の「R75規格」に適合しており、安全性も確保されている。
※R75規格=ヘルメットの形状は、半径75㎜以上の連続した曲面でなければならない
4年間愛用して分かった、マッドジャンパー2の実力
① 街乗りでは「首振り」が楽
Stop & Go が多い街乗りでは、後方確認の頻度が高い。軽量ヘルメットなら、首振りの負担が減り、安全性の向上にもつながる。
② ツーリングでは「疲れにくさ」と「通気性」が抜群
ツーリングでは長時間ヘルメットをかぶるため、重量がダイレクトに負担となる。しかし、マッドジャンパー2なら軽量なため首への負担が少なく、疲労感も軽減できる。
また、ベンチレーションが優秀で、特に夏場の快適性はフルフェイスヘルメットよりも高い。ただし、冬は口元から冷気が入りやすいため、ネックチューブなどで防寒対策が必要だ。
③ 高速道路では実は意外と快適
「オフヘルのバイザーは風の抵抗を受けやすい」というイメージがあるが、100km/h巡航なら特に問題なし。120km/hでは若干の抵抗を感じるが、適切なバイザー形状のおかげで大きな負担にはならない。
まとめ|マッドジャンパー2は「街乗り&ツーリング派」にこそオススメ
マッドジャンパー2は、オフロード用ヘルメットのイメージが強いが、オンロードバイクやストリートスタイルにも十分マッチする。
「軽量で疲れにくく、通気性が高い」ヘルメットを求めるなら、ゴッドブリンク代表・泉地氏のこだわりが詰まったマッドジャンパー2を、ぜひとも一度かぶって、その軽さと快適さを実感してほしい。
顎ヒモ:安心のDリング仕様。ベルトサポートは取り外し可能で丸洗いOK。
内装:着脱可能なパッド。頭部に縫製部分が当たらない設計。
後頭部:リブ加工でゴーグルバンドのズレを防止。
ゴーグル装着例:100% STRATA2とARMEGAの装着例。ARMEGAはヘルメット側のノーズガードを着脱。
バイザー:頭頂部に備え付けられたスクリューで無段階調整が可能。
ベンチレーション:メッシュパネル配置で夏場も快適。
スピーカーホール:ツーリングライダーにはうれしい装備。直径40㎜まで対応。
製品情報
【CARBON HYBRIDモデル】
- 規格
- SG/PSC規格、MFJレース公認
- 重量
- 約1,100g前後
- 帽体材質
- CARBON+FRP
- 価格・カラー
- 3万8,280円(CARBON HYBRID STD)
4万480円(CARBON HYBRID GRAPHIC ORANGE・GREEN・YELLOW・BLUE・RED・GRAY)
【FRPモデル】
- 規格
- SG/PSC規格、MFJレース公認
- 重量
- 約1,200g前後
- 帽体材質
- FRPグラスファイバー
- 価格・カラー
- 2万3,980円(SOLID MATT BLACK・SOLID WHITE)
2万6,180円(GRAPHIC PNK×BLACK・BLUE×YELLOW・YELLOW×BLK-GREEN・BLACK×GRAY・ORANGE×BLUE)
CONTACT
- 問い合わせ先
- ゴッドブリンク
- 電話番号
- 0561-74-7067
- URL
- https://godblinc.com/