2016年モデルのMT-09/ABSが発表された。今回のモデルチェンジの目玉は、MT-09 ABSへのトラクションコントロールシステムの搭載だろう。2015年2月に販売が開始されたMT-09トレーサーにはすでにトラクションコントロールシステムが搭載されていたのだが、MT-09も一足遅れての採用となった。MT-09 ABSに新たに搭載されたトラクションコントロールシステムは、ON・OFFの2パターンのみであったMT-09 トレーサーのシステムをただそのまま流用しただけではなく、ON(2モード)・OFFの3パターンから選択が可能となっている。
また、同時に発表されたMT-07/ABSの2016年モデルと同様にカラー&グラフィックも変更を受け、新色となるレッドが追加されるとともに、ABSモデルにのみ設定されるマットシルバーもグラフィックをリニューアルしている。これによって、2016年モデルのMT-09はレッド・マットグレー・バイオレットの3色、MT-09 ABSではマットシルバーを追加した計4色での展開だ。 スタンダードモデルのMT-09は2月10日より、トラクションコントロールシステムを新装備したABS仕様車は3月1日からの販売となる。なお、ABS仕様車の販売価格は2015年モデル比で1万6,200円高の91万5,840円に設定されている。 これまでのカラーリングや、MT-09の概要が知りたいという人はコチラで。
バイオレット&マットグレーは継続
2016年のマットシルバーはココが変わった
グラフィック自体に変更はなく、フレームがシルバーからブラックに変更されたことで、精悍さが向上している。ちなみに、新色のレッド&継続色のマットグレーもブラックのフレームを採用しているので、フレームカラーがシルバーなのはバイオレットのみとなる。
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