Photo by Daisuke Takeda
2015年4月より国内での販売が開始されていたニンジャ250SLに続き、そのストリートファイターバージョンであるZ250SLも国内販売を開始する。 水冷4ストローク DOHC 4バルブ単気筒エンジンや、トレリスフレーム&インナーチューブ径Φ37mmの成立フォークといったシャシーはニンジャ250SLと共通であるが、ハンドルはセパレートタイプからフラットなバーハンドルタイプへと変更されている。それに加えて、エッジの効いたフロントカウル、シャープなシュラウドなどが、Zシリーズらしいアグレッシブさを主張している。
“ライトウエイトスポーツ”をコンセプトに、コンパクトかつ軽量に仕上がっていたニンジャ250SLであったが、カウルを脱ぎ去ったZ250SLはらさらに1kg軽量な148kgの車両重量となる。 なお細かな点ではあるが、現在(2016年2月1日時点)国内で販売されているニンジャ250SLは2015年モデルであるため、タンデムステップは溶接で取り付けられている。しかし、Z250SLは2016年モデルなので、ひと足先に取り外し式のタンデムステップになっている。 販売開始は2016年3月15日より、販売価格はニンジャ250SL比で2万1,600円安い43万7,400円だ。
COLOR VARIATION
キャンディライムグリーン×メタリックスパークブラック
キャンディプラズマブルー×メタリックスパークブラック
足つき性はどうなの?
単気筒エンジンを搭載する車体は、250ccクラスとは思えないほどスリム。そのため、一般的な体格の成人男性(モデルは身長172cm・体重68kg)であれば、足つき性に不安はない。車両重量も148kgと軽量なうえ、バーハンドルを採用しているため、取りまわし性も良好だ。
SPECIFICATIONS
車名(通称名) | Z250SL | |
---|---|---|
型式 | JBK-BR250E | |
全長×全幅×全高 | 1,935×700×1,015(mm) | |
軸間距離 | 1,330mm | |
最低地上高 | 180mm | |
シート高 | 785mm | |
車両重量 | 148kg | |
燃料消費率 | WMTCモード値 31.3km/ℓ | |
定地燃費値 39km/ℓ | ||
エンジン種類 | 水冷4ストロークDOHC 4バルブ 単気筒 | |
総排気量 | 249cm3 | |
内径×行程/圧縮比 | 72×61.2(mm)/11.3 | |
最高出力 | 21kW(29ps)/9,700rpm | |
最大トルク | 22N・m(2.2kgf・m)/8,200rpm | |
使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン | |
燃料タンク容量 | 11ℓ | |
エンジンオイル容量 | 1.3ℓ | |
潤滑方式 | ウェットサンプ | |
燃料供給方式 | フューエルインジェクション | |
始動方式 | セルフ式 | |
点火方式 | バッテリ&コイル(トランジスタ点火) | |
クラッチ形式 | 湿式多板 | |
トランスミッション形式 | 常時噛合式6段 | |
ギヤ・レシオ | 1速 | 3.000 |
2速 | 1.933 | |
3速 | 1.444 | |
4速 | 1.217 | |
5速 | 1.045 | |
6速 | 0.923 | |
一次減速比/二次減速比 | 2.800/ 3.000 | |
キャスター/トレール | 24°00′/ 90mm | |
タイヤサイズ | 前 | 100/80-17M/C 52S |
後 | 130/70-17M/C 62S | |
ブレーキ形式 | 前 | Φ290mmシングルディスク&片押し2ポットキャリパー |
後 | Φ220mmシングルディスク&片押し1ピストンキャリパー | |
懸架方式 | 前 | インナーチューブ径Φ37mm正立フロントフォーク |
後 | スイングアーム,シングルショック | |
フレーム形式 | ダイヤモンド | |
乗車定員(人) | 2 | |
メーカー希望小売価格 | 43万7,400円 |
カワサキモータースジャパンお客さま相談室
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