かねてより注目を集めていたホンダのブランニューマシン・CRF1000L アフリカツインの国内販売時期と価格が決定した。 販売開始は2016年2月22日からで、国内へ導入されるのはABSモデルとDCTモデル(ABS標準装備)の2タイプ。ABS非搭載モデルの導入はない。なお、両モデルともに4段階(OFF・1・2・3・4)のトルクコントロールシステムを標準装備するとともに、リヤ側のABSはON・OFFの設定が可能だ。さらに、ETC車載器も標準装備されている。 販売価格はABSモデルで135万円、DCTモデルで145万8,000円だ。参考までに、この価格設定はABSモデルで、Vストローム1000 ABS(140万4,000円)よりも5万4,000円安い価格となる。 カラーリングはABSモデル&DCTモデルともに、シルバー・レッド・ホワイトの3色での展開。レッド・ホワイトはシルバーよりも販売価格が3万2,400円高く設定されている。
1988年に、ホンダのダカールラリー参戦マシン・NXR750からのフィードバックを盛り込んだ市販モデル・XRV750 アフリカツインが登場し、アドベンチャーモデルの先駆けとして注目を集めた。 そして、その名前が今回登場したCRF1000Lアフリカツインで復活したというワケだ。いつか、ダカールラリーを走ってみたいという一般ライダーの夢を叶えるべく、ハイレベルなオフロード性能が与えられていたアフリカツイン。新型のCRF1000L アフリカツインにも、これまでの伝統にならい、不整地で飛んだり跳ねたりできるオフロード性能が与えられている。 CRF1000Lアフリカツインの詳細情報や足つき、歴代アフリカツイン&ホンダのダカールマシンについては、コチラの記事で!!
COLOR VARIATION
SPECIFICATIONS
車名(通称名) | CRF1000L AFRICA TWIN ABS | |
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型式 | EBL-SD04 | |
全長×全幅×全高 | 2,335×930×1,475(mm) | |
軸間距離 | 1,575mm | |
最低地上高 | 250mm | |
シート高 | 870-850mm | |
車両重量 | 232[242]kg | |
燃料消費率 | WMTCモード値 21.6km/ℓ | |
定地燃費値 32km/ℓ | ||
エンジン種類 | 水冷4ストローク OHC4バルブ 並列2気筒 | |
総排気量 | 998 cm3 | |
内径×行程/圧縮比 | 92 × 75.1 (mm)/ 10 | |
最高出力 | 68kW(92ps)/7,500rpm | |
最大トルク | 95N・m(9.7kgf・m)/6,000rpm | |
燃料タンク容量 | 18ℓ | |
潤滑方式 | セミドライサンプ | |
燃料供給方式 | フューエルインジェクション | |
始動方式 | セルフ式 | |
点火方式 | フルトランジスタ式 | |
クラッチ形式 | 湿式多板 | |
トランスミッション形式 | 常時噛合式6段[電子式6段変速] | |
ギヤ・レシオ | 1速 | 2.866[2.562] |
2速 | 1.888[1.761] | |
3速 | 1.480[1.375] | |
4速 | 1.230[1.133] | |
5速 | 1.100[0.972] | |
6速 | 0.968[0.882] | |
一次減速比/二次減速比 | 1.733[1.883]/2.625 | |
キャスター/トレール | 27°30’/113mm | |
タイヤサイズ | 前 | 90/90-21 54H |
後 | 150/70-18 70H | |
ブレーキ形式 | 前 | Φ310mmダブルディスク&ラジアルマウント 対向4ポットキャリパー |
後 | Φ256mmシングルディスク&片押し1ピストンキャリパー | |
懸架方式 | 前 | 倒立フロントフォーク |
後 | スイングアーム,シングルリヤショック | |
フレーム形式 | セミダブルクレードル | |
乗車定員(人) | 2 | |
メーカー希望小売価格 | 135万円[145万8,000円] |
※[ ]内はDCT、レッド・ホワイトは3万2,400円高
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