MVアグスタジャパンが、新たに取り扱いを開始するSWM。先に紹介したシルバーベース440は、スクランブラースタイルが与えられたモデルであったが、コチラのグランミラノ440は、セパレートタイプのハンドルにショートタイプのフェンダーなどを装備したカフェレーサースタイルが特徴だ。 エンジンはシルバーベース440と同様の、空冷4ストローク 単気筒 445.3cc（ボア×ストローク：90×70mm）を採用。 フロント120/70-17・リヤ150/60-17と、太めのホイールを採用しつつ、フロントにはフルアジャスタブルのインナーチューブ径Φ47mm 倒立フロントフォーク、リヤにはフルアジャスタブルのリザーバータンク付き ツインショックを採用するスポーティなパッケージング。フロントブレーキにはΦ320mmのウェーブディスク＆ブレンボ製の対向4ポットキャリパーがおごられている。 なお、本来は一人乗り仕様であるが、国内で販売されるモデルには、2人乗り可能なシートを標準キットとして採用する。
SWM（Speedy Working Motors）は、もともと1971年にイタリアで創業したモーターサイクルブランドだ。イタリアのエンデューロレースシーンを中心に、モトクロスやトライアルなど、オフロードシーンを中心に展開されていた。 その後、一度その歴史に幕を下ろすが、カジバやアプリリア、ハスクバーナなどのプロデュースに携わったAmpelio Macchi氏と、モーターサイクルの生産などを行なっている中国のShinerayグループが手を組み復活。2015年のEICMAでは、125ccから650ccまでのオフロードモデルのラインナップを披露している。
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SPECIFICATIONS
| 車名(通称名) | GRAN MILANO440 | |
|---|---|---|
| 軸間距離 | 1,410mm | |
| シート高 | 809mm | |
| 車両重量 | 145kg（乾燥重量） | |
| エンジン種類 | 空冷4ストローク 単気筒 | |
| 総排気量 | 445.3cm3 | |
| 内径×行程 | 90×70(mm) | |
| 燃料タンク容量 | 22.5ℓ | |
| 始動方式 | セルフ式 | |
| クラッチ形式 | 湿式多板 | |
| トランスミッション形式 | 常時噛合式5段 | |
| タイヤサイズ | 前 | 120/70-17 |
| 後 | 150/60-17 | |
| ブレーキ形式 | 前 | Φ320mmシングルディスク＆対向4ポットキャリパー |
| 後 | Φ220mmシングルディスク＆片押し1ポットキャリパー | |
| 懸架方式 | 前 | インナーチューブ径Φ47mm 倒立フロントフォーク |
| 後 | スイングアーム,ツインショック | |
| フレーム形式 | ダブルクレードル | |
| 乗車定員（人） | 2 | |
| メーカー希望小売価格 | 69万9,840円 | |
MVアグスタジャパン
0538-23-0861
