MT-09をベースに、レトロテイストなルックスへと仕上げられたXSR900が、2016年4月15日より販売を開始する。販売価格はMT-09比で19万2,240円高の104万,2200円となる。 なお、ヤマハ創業60周年を記念したスペシャルカラーを採用したXSR900 60th アニバーサリーも受注期間限定で、2016年4月15日より販売される。受注期間は、2016年2月23日から9月30日まで。予約窓口は全国のヤマハスポーツバイク取扱店となり、販売価格はスタンダードモデル比で3万2,400円高の107万4,600円だ。
MT-07ベースのスポーツヘリテイジモデル・XSR700に続き、ヤマハのFaster Sons Project第二弾として登場したXSR900。Faster Sons Projectとは、オートバイらしい伝統的なルックスに現代の技術を組み合わせたバイクを生み出そうというプロジェクトだ。 XSR900はMT-09のエンジン&シャシーをベースに、トラクションコントロールシステムとアシスト&スリッパークラッチを追加装備することで、レトロテイストと、走りの両立を図っている。 MT-09譲りのスポーティな走りはそのままに、丸形のヘッドライト&テールランプなどを採用したレトロテイストあふれるデザインがXSR900の特徴だ。ほぼすべてのパートにわたり、専用デザインのパーツがおごられており、その多くをアルミ製とすることで質感の高さが追求されている。ヘッドライトステー・ラジエターカバー・フロントフェンダーステー・リヤフェンダー・サイドカバー・タンクカバーはすべてアルミ製となっている。その他、シート・シュラウド・サイレンサー・メーター・ミラー・フロントフェンダーなども新デザインを採用している。 また、これらの変更に伴い、車両重量はMT-09比で7kgアップの195kgとなり、シート高も15mmアップの830mmとなっている。
※部分カットは欧州仕様の画像
MT-09と見比べてみると
COLOR VARIATION
グレーイッシュブルーメタリック4
グレーメタリック3
SPECIFICATIONS
車名(通称名) | XSR900 | |
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全長×全幅×全高 | 2,075×815×1,140(mm) | |
軸間距離 | 1,440mm | |
最低地上高 | 135mm | |
シート高 | 830mm | |
車両重量 | 195kg | |
エンジン種類 | 水冷4ストローク 4バルブ並列3気筒 | |
総排気量 | 845cm3 | |
内径×行程/圧縮比 | 78×59(mm)/11.5 | |
最高出力 | 81kW(110ps)/9,000rpm | |
最大トルク | 88N・m(9.0kgf・m)/8,500rpm | |
使用燃料 | 無鉛プレミアムガソリン | |
燃料タンク容量 | 14ℓ | |
潤滑方式 | ウェットサンプ | |
燃料供給方式 | フューエルインジェクション | |
始動方式 | セルフ式 | |
点火方式 | TCI(トランジスタ式) | |
クラッチ形式 | 湿式多板 | |
トランスミッション形式 | 常時噛合式6段 | |
ギヤ・レシオ | 1速 | 2.666 |
2速 | 2.000 | |
3速 | 1.619 | |
4速 | 1.380 | |
5速 | 1.190 | |
6速 | 1.037 | |
キャスター/トレール | 25°/103mm | |
タイヤサイズ | 前 | 120/70ZR17M/C (58W) |
後 | 180/55ZR17M/C (73W) | |
ブレーキ形式 | 前 | Φ298mmダブルディスク&ラジアルマウント対向4ポットキャリパー |
後 | Φ245mmシングルディスク&片押し2ピストンキャリパー | |
懸架方式 | 前 | インナーチューブ径Φ41mm 倒立フロントフォーク |
後 | スイングアーム,シングルショック | |
フレーム形式 | ダイヤモンド | |
乗車定員(人) | 2 | |
メーカー希望小売価格 | 104万2,200円 |
ヤマハ発動機お客さま相談室
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