ヤマハより、LMW(リーニング・マルチ・ホイール)の第2弾モデルとなるトリシティ155が発表された。 ベースモデルとなるのは2014年9月より国内での販売を開始したトリシティ125。そこへ、最高出力で11.1kW(15ps)/8,000rpm、最大トルクで14.4N・m(1.4kgf・m)/6,000rpmを発揮する155ccの水冷4ストローク OHC 4バルブ 単気筒エンジンを搭載している。
ルックスだけを見ると、トリシティ125との違いをあまり感じられないが、エンジンの出力向上に伴い、剛性アップした新設計のフレームや130/70-13へとサイズアップしたリヤタイヤ(トリシティ125は110/90-12)などを採用。さらに、LEDヘッドライトやフットボードの拡大によるゆったりとしたポジション、23.5ℓの容量を確保したシート下トランク(トリシティ125は20ℓ)、DCアウトレット付きの小物入れ、パーキングブレーキなどを標準装備としている。 まずは2016年9月より欧州での販売を開始し、その後日本やアジアなどでも順次販売される予定だという。
COLOR VARIATION
TRICITY125と見比べてみると
画像左がトリシティ155。パッと見ただけでは、トリシティ125との大きな印象の変化は感じられない。しかしながら、リヤホイールの13インチ化や、新形状のシートやフットボード、LEDヘッドライトなどによって、差別化が図られている。
SPECIFICATIONS
車名(通称名) | TRICITY155 | |
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全長×全幅×全高 | 1,980×750×1,210(mm) | |
軸間距離 | 1,350mm | |
シート高 | 780mm | |
車両重量 | 165kg | |
エンジン種類 | 水冷4ストローク OHC 4バルブ 単気筒 | |
総排気量 | 155cm3 | |
内径×行程/圧縮比 | 58×58.7(mm)/10.5 | |
最高出力 | 11.1kW(15ps)/8,000rpm | |
最大トルク | 14.4N・m(1.4kgf・m)/6,000rpm | |
使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン | |
燃料タンク容量 | 7.2ℓ | |
エンジンオイル容量 | 1ℓ | |
潤滑方式 | ウェットサンプ | |
燃料供給方式 | フューエルインジェクション | |
始動方式 | セルフ式 | |
点火方式 | TCI(トランジスタ式) | |
クラッチ形式 | 乾式, 遠心, シュー | |
トランスミッション形式 | V ベルト式無段変速/オートマチック | |
タイヤサイズ | 前 | 90/80-14 |
後 | 130/70-13 | |
ブレーキ形式 | 前 | Φ220mmダブルディスク&油圧式キャリパー |
後 | Φ230mmシングルディスク&油圧式キャリパー | |
懸架方式 | 前 | 正立フロントフォーク |
後 | ユニットスイング | |
乗車定員(人) | 2 | |
メーカー希望小売価格 | 未定 |
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