KLX250・DトラッカーX・W800に続き、ZRX1200ダエグのファイナルエディションがカワサキより発表された。2016年モデルを最後に、その約7年にわたる歴史に幕が下ろされることとなる。 ZRX1200Rからフルモデルチェンジを受け、2009年2月1日に登場したZRX1200ダエグは国内市場のみをターゲットとしたビッグネイキッドだ。1,164ccの水冷4ストロークDOHC 4バルブ並列4気筒エンジンを、車両重量246kgに抑えたコンパクトなシャシーに搭載しており、リッターオーバーの迫力と軽快なハンドリングを同時に楽しむことのできるマシンである。
今回発表されたZRX1200ダエグ ファイナルエディションでは、ZRXシリーズのルーツであるZ1000R1を彷彿とさせる専用カラーを採用。ブラックのメーターリング・ブレーキ&クラッチレバー・ラジエターカバーや、エンジンヘッドカバーのリンクル(結晶)塗装、ゴールドのエンジンのスピンマーク・クラッチカバーロゴ・前後ホイール・キャリパー、メーター下部のプレートのゴールド仕上げなどは基本的にZRX1200ダエグ カワサキ正規取扱店仕様車と同様の変更となる。 そのうえで、専用デザインのサイドカバーや、フューエルタンク上部の“FINAL EDITION”特別デカールがあしらわれる。また、シートもZRX1200ダエグ カワサキ正規取扱店仕様車に採用されているモノと同様の特別シート(シート高はスタンダードモデル比で5mmダウンの790mm)を採用している。
販売価格はスタンダードモデル比で3万1,320円高の120万4,200円となり、2016年9月25日からの販売開始だ。そのほか、主要諸元などに変更はない。ZRX1200ダエグの詳細や、これまでのカラーバリエーションなどについてはコチラの記事を参考に。
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