2016年モデルで大がかりなアップデートを受けたZX-10Rに、一人乗り専用モデルとしてさらなる走行性能の向上が図られたZX-10RR(US仕様)が発表された。 エンジンはレーシングマシンからのフィードバックを受けて、さらなる熟成を実施。タペット部へのDLC(ダイヤモンド・ライク・カーボン)コーティングや、クランクシャフトのメインジャーナル部のベアリング強化などが行なわれている。
また、足まわりには専用設計のマルケジーニ製アルミ鍛造ホイール&ハイグリップタイヤ(ピレリ製ディアブロ・スーパーコルサSP)をおごるとともに、サスペンションセッティングもサーキット走行を意識してリセッティングされている。そのほか、クイックシフターはシフトアップに加え、シフトダウンにも対応可能となった。 SBK(スーパーバイク世界選手権)マシンが冬季テスト時に採用するグラフィックのレプリカカラーに、パルサーカバー&イグニッションキーに採用した“RR”ロゴなども相まって、レーシーな印象に仕上がっている。 なお、ブライトからのアナウンスによると、国内では2017年6月上旬からの販売開始が予定されている。
ブライト
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