アプリリアより、カラー&グラフィックをリニューアルした2018年モデルのRSV4 RFとトゥオーノV4 1100ファクトリーが発表された。
両モデルともに従来モデルからの変更点は、カラー&グラフィックのリニューアルのみ。
2月16日からの受注開始で、3月中旬より出荷がスタート予定。
販売価格に変更はなく、RSV4 RFが275万円、トゥオーノV4 1100ファクトリーが199万8,000円となっている。その他、主要諸元などに変更はない。
RSV4 RFは999ccのV型4気筒エンジンを搭載するアプリリアのフラッグシップモデル。
201psの最高出力を発揮するエンジンを、トラクションコントロール・ローンチコントロール・シフトアップ&ダウンに対応するクイックシフター・ピットレーンリミッター・コーナリングABS・モードセレクト機能(スポーツ・トラック・レース)といった最新の電子制御システムでコントロール。
またインフォテインメントシステムも組み込まれており、スマートフォンと接続することで、データロガー的な活用ができたり、電子制御システムの設定を変更したり、音声コマンドや電話の着信・発信を管理したりすることができる。
足まわりにはオーリンズ製の前後ショック、ブレンボ製のブレーキシステム、アルミ鍛造ホイールなど、最新のハイエンドパーツを採用。コンパクトなカウル類やレーシーなグラフィックもまさにレーシングマシンさながらといった雰囲気だ。
一方のトゥオーノV4 1100ファクトリーは、RSV4 RFベースのV4エンジンを3mmのボアアップにより1,077ccまで排気量を拡大したカウルレスモデル。
RSV4 RFよりもトルクアップしたエンジンとギヤ比の変更などにより、より低中速度域を意識したキャラクターとなっている。
もちろん、RSV4 RF譲りの充実した電子制御システムやカラー液晶メーター、レーシーな特別グラフィックなどの要素も盛り込まれている。
リヤショックのダウングレードやアルミ鍛造ホイールの非採用など、RSV4 RFとの差別化が図られているものの、レーシーな仕上がりが特徴のスーパーネイキッドだ。
COLOR VARIATION
RSV4 RF
Tuono V4 1100 Factory
SPECIFICATIONS
車名(通称名) | RSV4 RF/ Tuono V4 1100 Factory | |
---|---|---|
軸間距離 | 1,435mm | |
シート高 | 840[825]mm | |
車両重量 | 204[-]kg | |
エンジン種類 | 水冷4ストローク DOHC 4バルブ V型4気筒 | |
総排気量 | 999[1,077]cm3 | |
内径×行程/圧縮比 | 78[81]×52.3 (mm)/- | |
最高出力 | 148 kW(201ps)/13,000rpm[129 kW(175ps)/11,000rpm] | |
最大トルク | 115N・m(11.7kgf・m)/10,500 rpm[121N・m(12.3kgf・m)/9,000 rpm] | |
燃料タンク容量 | 18.5 ℓ | |
潤滑方式 | ウェットサンプ | |
燃料供給方式 | フューエルインジェクション | |
始動方式 | セルフ式 | |
点火方式 | 電子制御イグニッションシステム | |
クラッチ形式 | 湿式多板 | |
トランスミッション形式 | 常時噛合式6段 | |
ギヤ・レシオ | 1速 | 2.600 |
2速 | 2.063 | |
3速 | 1.700 | |
4速 | 1.476[1.455] | |
5速 | 1.348 [1.308] | |
6速 | 1.259[1.222] | |
一次減速比/二次減速比 | 1.659/2.562[2.800] | |
タイヤサイズ | 前 | 120/70-ZR17 |
後 | 200/55-ZR17 | |
ブレーキ形式 | 前 | φ330mmダブルディスク&ラジアルマウント対向4ポットキャリパー |
後 | φ220mmシングルディスク&対向2ポットキャリパー | |
懸架方式 | 前 | インナーチューブ径φ43mm 倒立フロントフォーク |
後 | スイングアーム,シングルショック | |
フレーム形式 | アルミツインスパー | |
乗車定員(人) | 2 | |
メーカー希望小売価格 | 275万円[199万8,000円] |
※[ ]内はTuono V4 1100 FACTORY