【レポート】BRIDGESTONE バトラックス アドベンチャーA41試乗会

トラコンの介入度が語るグリップ力の違い

ブリヂストンのアドベンチャーツアラー用ツーリングタイヤ、バトラックス アドベンチャーの新製品A41と、従来モデルのA40との比較試乗会が伊豆サイクルスポーツセンターのワインディングコースで行なわれた。

 

試乗会に用意されたのは、旧型のA40(右)と新型のA41(左)を履かせた2台のスズキのVストローム650XT。ちなみに旧型のA40は純正装着タイヤとのこと

 

走ってみれば違った違った。新型のA41の方がはるかにグリップが上がっているのが感じられる。当日の路面はハーフウェット。同じコーナーで極力同じように走ってみたのだが、旧型のA40では光ったVストローム650のトラクションコントロール介入インジケーターが、新型のA41では見事に光らない。そのくらいグリップに違いがある。もちろん、体感的にもA41の方が安心感がある。アクセルオンでトラクションをかけたときにしっかりとグリップが感じられるので、コーナーでワンテンポ早くアクセルが開けられる印象なのだ。

 

倒し込みに関しては、旧型が少しダルな印象だったのに対して、新型のA41はクッとコーナー進入時にバイクが寝て行く印象がある。試乗後に開発陣に聞いてみたところ、あえてバイクが寝ていくような作りにしているとのこと。セルフステアで自然に切れ込んでいくのを待つ日本人と欧米人では乗り方が違うそうで、どちらかというと欧米人好みの切れ込んでいく味付けにしているという。

 

走ってみて思うのは、旧型と新型では接地感がまったく違うということ。ウェットパッチを通過するようにコーナリングしてみたりしたのだが、まったく嫌な感じもない。しかもこれだけグリップして耐久性はほぼ同等というのだからすごいことだ。

 

スズキのVストローム650XT。二の腕にカメラ固定したもんでちょっと画面の動きが激しいです

ヤタガイ ヒロアキさんの投稿 2018年3月6日(火)

タイヤサイズ表

FRONT
  • 90/90 V21M/C
  • 100/90 -19M/C
  • 110/80 R19M/C
  • 120/70 ZR17M/C
  • 120/70 R19M/C
  • 120/70 ZR19M/C
  • 110/80 R18M/C
REAR
  • 130/80 R17M/C
  • 140/80 R17M/C
  • 150/70 R17M/C
  • 150/70 ZR18M/C
  • 160/60 ZR17M/C
  • 170/60 R17M/C
  • 170/60 ZR17M/C
  • 180/55 ZR17M/C
  • 190/55 ZR17M/C

 

BATTLAX ADVENTURE A41 公式ページ

開催日
2018年3月6日(土)
開催場所
サイクルスポーツセンター
主催
ブリヂストン

この記事が気に入ったら
いいね!とフォローしよう

タンデムスタイルの最新の情報をお届けします