2016年10月に発表されていたホンダとヤマハの原付一種スクーターのOEM供給に関する業務提携が、いよいよスタート。
ホンダからのOEM供給を受けたヤマハ・ジョグ&ビーノが登場する。
ジョグ/デラックスは2018年4月25日からの販売開始予定で、価格はジョグが16万7,400円、ジョグ デラックスが18万360円で、従来モデル比で4,320円安の価格設定となっている。
ビーノは2018年5月25日からの販売開始予定で、価格は従来モデル比で9,720円安の19万9,800円だ。
OEM(オーイーエム)って?
バイク業界ではあまり聞かないOEMという言葉だけれど、これはoriginal equipment manufacturerのことで、他社ブランドの製品を製造、または製造している企業自体を指す言葉。今回の例でいうとホンダがOEM元企業でヤマハがOEM先企業ということになる。
また業務提携に関する会見の際には、今回登場したジョグとビーノに加えて、ビジネスモデルであるホンダ・ベンリィをヤマハ・ギアとして、共同開発およびホンダからヤマハへのOEM供給を次期モデルから検討予定とのことなので、近いうちにホンダ製のヤマハ・ギアが登場するかも!?
ホンダ・タクトベースの新型ジョグ
基本的にエンジン&シャシーはタクトと同様となる新型ジョグ。
従来モデルと新型ジョグ、タクトを見比べてみると分かりやすいが、フロントまわりはジョグ、足まわりやオシリはタクトといった感じのスタイリングになっている。
ジョグデラックスはスタンダードモデルのジョグをベースに15mm高い720mmのシート高設定にするとともに、アイドリングストップ・システムや立体エンブレムなどを標準装備した上級グレードだ。
ホンダ・ジョルノベースの新型ビーノ
ジョルノベースとなる新型ビーノ。
コチラも新型ジョグと同様にフロントまわりはビーノ、足まわりやオシリはジョルノといった仕上がり。
エンジン&シャシーもジョルノと同様となり、新たにアイドリングストップ・システムが標準装備されている。
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