セロー250やトリッカーと同じく2017年モデルで生産を終了していたSR400が新排ガス規制に適合し、2018年11月22日より販売を開始する。販売価格は57万2,400円だ。
従来モデルからの変更点は蒸発ガソリンの外気への排出を低減するキャニスターの追加にはじまり、低音と歯切れの良さを向上させたという新マフラーの採用、FIセッティングの最適化、ECUのリニューアルなど、排ガス規制に対応するための変更が中心。
これらの変更により、エンジンパワー・トルクに数値上の大きな変更はないものの最大トルク発生回転数が5,500rpmから3,000rpmになったことで、よりトルクを感じやすいエンジン特性に仕上げられているのではないだろうか。
デザイン面では基本的に従来モデルを踏襲。SRらしさをキープしている。ウインカーのみ、デザインはそのままより小さく・薄く仕上げることでスタイリッシュな印象に。
その他、細かな点では文字盤のカラーリングがブラックからホワイトへと変更を受けている。
40周年を記念した特別モデルも!
また、発売40周年ということでエンブレムや塗装の質感にこだわった手塗り仕上げの専用カラーを採用する40th アニバーサリーエディションも500台限定で販売される。こちらはスタンダードモデル比で11万8,800円高の69万1,200円となっている。
40周年のロゴを印字したタコメーターやクロームメッキ仕上げのヘッドライト、ゴールドアルマイト仕様の前後ホイール、サイドカバーの専用エンブレムをはじめ、本革調のシートサイド表皮、タンク部の真ちゅう製音叉マークなど、数々の専用パーツがおごられている。
COLOR VARIATION
従来モデルのインプレッションはコチラの記事で!
SPECIFICATIONS
車名(通称名) | SR400 | |
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型式 | 2BL-RH16J | |
全長×全幅×全高 | 2,085×750×1,100(mm) | |
軸間距離 | 1,410mm | |
最低地上高 | 130mm | |
シート高 | 790mm | |
車両重量 | 175kg | |
燃料消費率 | WMTCモード値 29.7km/ℓ | |
定地燃費値 40.7km/ℓ | ||
エンジン種類 | 空冷4ストロークOHC 2バルブ 単気筒 | |
総排気量 | 399cm3 | |
内径×行程/圧縮比 | 87×67.2(mm)/8.5 | |
最高出力 | 18kW(24ps)/6,500rpm | |
最大トルク | 28N・m(2.9kgf・m)/3,000rpm | |
使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン | |
燃料タンク容量 | 12ℓ | |
エンジンオイル容量 | 2.4ℓ | |
潤滑方式 | ドライサンプ | |
燃料供給方式 | フューエルインジェクション | |
始動方式 | キック式 | |
点火方式 | TCI(トランジスタ式) | |
クラッチ形式 | 湿式多板 | |
トランスミッション形式 | 常時噛合式5段 | |
ギヤ・レシオ | 1速 | 2.357 |
2速 | 1.555 | |
3速 | 1.190 | |
4速 | 0.916 | |
5速 | 0.777 | |
一次減速比/二次減速比 | 2.566/2.947 | |
キャスター/トレール | 27°40′/ 111mm | |
タイヤサイズ | 前 | 90/100-18M/C 54S |
後 | 110/90-18M/C 61S | |
ブレーキ形式 | 前 | Φ298mmシングルディスク&片押し2ピストンキャリパー |
後 | 機械式リーディング・トレーリング | |
懸架方式 | 前 | 正立フロントフォーク |
後 | スイングアーム,ツインショック | |
フレーム形式 | セミダブルクレードル | |
乗車定員(人) | 2 | |
メーカー希望小売価格 | 57万2,400円 |
※40th Anniversary Editionは11万8,800円高
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