2018年11月8日から一般公開が開始されるEICMA2018にて、ヤマハから新型LMW(リーニング・マルチ・ホイール)のプロトモデル・3CTが発表された。
300ccの単気筒エンジンを搭載する3CTは、トリシティ125・トリシティ150・ナイケンに続くLMW第四弾となる予定のモデルで、コミューターとしての利便性とスポーティな走りの両立がコンセプトとなっている。
注目はチルトロック機構の新採用!
XMAX300譲りの水冷4ストローク OHC 4バルブ 単気筒エンジンを搭載する3CT。まったく新しいLMWということで、そのすべてが注目すべきポイントなのだけれど、現在明らかになっている注目ポイントはこれまでのLMWでは採用されていなかったチルトロック機構を初採用している点。
チルトロック機構とは停車時に車体が傾くのを抑えるシステムのことで、コレが付いていると車体が直立状態のまま固定されるので、足で支えている必要がなくなるというワケ。
ちなみに、他社の3輪バイクでは電子制御式の油圧フロントサスペンションを意図的に固くすることで車体を固定するチルトロック機構が一般的なのだけれど、3CTではサスペンションをロックする方法を取らず、新たな機構を採用しているとのこと。
その詳細は明らかにされてはいないけれど、サスペンションではなくLMW機構自体にステアリングダンパー的なモノを組み込み、それによって車体の傾きを抑制するのではないだろうかなどと、今から想像が膨らんでしまうトコロ。
プロトモデルならではの前衛的なスタイリング
3Dプリンターを使用して製作されたというLEDライン入りのシートやツヤ感のある不思議な塗装などは、プロトモデルならではの仕上がり。一方で、センタートンネルの高さはXMAXシリーズを彷彿とさせ、そのスポーツ性能の高さなどがうかがえる。
3CT オフィシャル動画
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