YAMAHAから本格派のアドベンチャーモデル・Tenere700が登場!MT-07譲りの並列2気筒エンジンを搭載

 

2018年11月8日から一般公開が開始されるEICMA2018。それに向けて、ヤマハから新設計のシャシーにMT-07譲りの並列2気筒エンジンを搭載するアドベンチャーモデル・テネレ700が発表された。

欧州では2019年後半に販売が開始される予定とのこと。国内への導入も期待したい注目のニューモデルだ。

 

 

新設計シャシーでオフロード性能を追求

 

新設計のスチール鋼管製ダブルクレードルフレームに、フロント21インチ・リヤ18インチのスポークホイールを組み合わせた本格派のアドベンチャーモデルに仕上げられているテネレ700。

フロントフォークにはインナーチューブ径φ43mmの倒立タイプ(ストローク量は210mm)、リヤショックには油圧プリロード調整機能付きのリンク式シングルショック(ストローク量は200mm)を採用したうえで、1,590mmのホイールベースと240mmの最低地上高が与えられている。

また、シート高は880mmに設定されたフラットシートを採用したうえで、ABSはカット可能なことなどからも本格的なオフロード走行に対応していることが見て取れる。

 

 

エンジンはMT-07譲りの並列2気筒を搭載

 

エンジンはMT-07と同様、最高出力で54kW (73PS) /9,000 rpm、最大トルクで68N・m (6.9kgf・m) /6,500 rpmを発揮する689cc並列2気筒エンジンを搭載。MT-07のエンジンの持つ扱いやすさとフラットなトルク感はそのままに、最終減速比やインジェクションのセッティングを調整することでテネレ700のオフロード性能に見合った味付けが施されているという。

 

 

ラリーマシンを彷彿とさせるスタイリング

 

垂直にそそり立つフロントカウルに、4灯式のLEDヘッドランプ、縦長のメーターを採用したコックピットまわりなど、ラリーマシンを意識したスタイリングに仕上げられている。

 

画像左がテネレ700、右がスーパーテネレ(1200)

 

また、兄弟モデルとなるスーパーテネレ(1200)と比較すると、そのスリムさとラリーマシンを彷彿とさせるオフロードテイストの強さが際立つのではないだろうか。

なお、スリムなタンク形状ではあるが容量は16ℓに設定。航続距離は350km程度確保されているとのことだ。

 

 

COLOR VARIATION

 

Tenere700 公式動画

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問い合わせ先
ヤマハ発動機カスタマーコミュニケーションセンター
電話番号

0120-090-819

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ヒラオ

written by

ヒラオ

イイものはイイ、ダメなものはダメと素直に言いたいだけなのに、基本否定や悪口から入ると周囲から言われる1992年生まれ。バイクだけに限らず、乗り物なら基本的に何でも好きだけど、シンプルな乗り味で自分が操っている感を楽しめるものが好み。

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