S1000RR同様に可変バルブタイミング機構を採用!2019年 新型R1250GS/RTが12月22日より販売開始

 

EICMA2018にて発表された新型S1000RR同様の可変バルブタイミング機構を新たに採用した2019年モデルのR1250GS&R1250RTが、2018年12月22日より国内販売を開始する。

販売価格はR1250GSが251万円、R1250RTが284万9,000円となっている。

 

 

ボア×ストロークを従来モデルの101×73(mm)から102.5×76(mm)に変更することで、1,170ccから1,254ccへと排気量を拡大した水平対向2気筒の新型ボクサーエンジンは、BMW ShiftCam(シフトカム)テクノロジーを採用することで、エンジン内の吸気バルブのタイミングと吸気量を可変制御することが可能に。

それに加えて、2 つのインテーク・カムシャフトの作動タイミングを意図的にズラすことで、流入効率と燃焼効率の向上も実現。この他にも、ツイン・ジェット・インジェクターや新型エキゾーストシステムの採用など、改良点は多岐にわたる。

 

画像のように左下のアクチュエーターが作動し、カムシャフトが横にスライドすることで、リフト量の高いカムとリフト量の低いカムが切り替わり、エンジン回転数に合わせた最適な吸気バルブリフト量を実現することができる

 

これらの変更により、従来モデル比で約11psアップの100kW (136ps)/7,750 rpmの最高出力と、従来モデル比で18N・mアップの143N・m(14kgf・m)/6,250 rpmの最大トルクを発揮。

それに加えて、いずれもオートマティック・スタビリティ・コントロールとヒル・スタート・コントロールシステム、ノッキング・センサーが標準装備となった。

また、両モデルともに国内仕様はETC 2.0車載器を標準装備するなど、さらなるツーリング性能の向上が図られている。

R1250GS

 

LEDヘッドライトを新採用し、よりスタイリッシュな顔つきに。

また、メーターには6.5インチのフルカラー液晶タイプを新たに標準装備している。このメーターは従来までオプション品として設定されていたモノで、手元のマルチコントローラーと連動して通話や音楽再生、ナビゲーション、タイヤの空気圧といったバイクの状態を簡単に表示してくれる先進装備だ。

 

R1250RT

 

R1250GS同様のエンジンを搭載するツアラー・R1250RTでは上記の変更に加え、フロントにスポイラーを追加することで空力性能の強化が図られている。

コチラはR1250GSと同様の機能を備えつつ、専用デザインを採用する5.7インチのフルカラー液晶メーターを標準装備している。

 

COLOR VARIATION

R1250GS
R1250RT

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ヒラオ

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ヒラオ

イイものはイイ、ダメなものはダメと素直に言いたいだけなのに、基本否定や悪口から入ると周囲から言われる1992年生まれ。バイクだけに限らず、乗り物なら基本的に何でも好きだけど、シンプルな乗り味で自分が操っている感を楽しめるものが好み。

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