ヤマハらしい斬新なニューモデルに期待
2016~2018年の現中期経営計画で掲げた売上高2兆円、営業利益1,800億円という目標が達成できなかったヤマハ発動機が、2019~2021年にかけての新中期経営計画と2030年に向けた長期ビジョンを発表した。長期ビジョンでは、“ART for Human Possibilities”を旗印とし、“ロボティクスを活用し(Advancing Robotics)”、“社会課題にヤマハらしく取り組み(Rethinking Solution)”、“モビリティに変革をもたらす(Transforming Mobility)”ことでよりよい社会と生活の実現を目指すとのこと。新中期経営計画では、現中期経営計画では目ぼしいニューモデルが用意できなかったことも目標に到達できなかった要因で、逆に新中期経営計画ではそのあたりが期待できそうな雰囲気であった。というわけでヤマハがこの3年のうちにどんなニューモデルを投入してくるのかから目が離せそうにない。