電動バイクの新たな活躍に期待
毎年、新春恒例の防火・防災記念行事として開催されている東京消防出初式。消防車両の分列行進、ヘリコプターや消防艇なども出動しての消防演技、江戸消防記念会によるはしご乗り演技といった、防火・防災に関するさまざまなコンテンツが用意された、老若男女問わず楽しめるイベントだ。実際、寒空の下にもかかわらず、屋外のステージは満員で屋内展示も含め、多くの人でにぎわっていた。
しかしながら、そんなイベントにバイクがどう関わってくるのか疑問を抱く人も多いのでは? ヤマハのセロー250が、消防活動二輪車(通称:クイックアタッカー)として活躍していることは有名だけれど、今回の出初式ではもう一つ大きなニュースが。なんと、ホンダの電動スクーター・PCXエレクトリックが東京消防庁へ導入されることが決定したのだ。
まだ具体的な配属先や部隊名などは決定していないものの、今年度中には正式に発隊され、東京マラソンのような大規模イベントや災害時のレスキュー車両として、ガソリンエンジン車とは異なるEVならではのゼロエミッション(排気ガスを出さない)の利点を活かした活躍が見込まれている。
開催概要
- イベント名
- 平成31年東京消防出初式
- 開催日
- 2019年1月6日(日)
- 会場
- 東京ビックサイト
- 主催
- 東京消防庁