EICMA2018で発表された新型CBR500RとCB500X。国内へは新型CBR400Rと新型400Xとしての導入がアナウンスされていた。その2019年モデルの新型CBR400Rと400Xが2019年3月22日より販売を開始する。
販売価格はCBR400Rが従来モデル比で1万800円高の79万3,800円、400Xが1万8,360円高の81万1,080円となっている。
よりスポーティさを増したCBR400R
さらにシャープなスタイリングへと生まれ変わった2019年モデルのCBR400R。ハンドルの取り付け位置もアッパーブラケット上部から、アッパーブラケット下部へと変更することで、よりスポーティなポジションへと変更を受けている。
また、タンク容量は従来モデル比で1ℓ増の17ℓに。これらの変更に伴い、車両重量は従来モデル比で2kg減の192kgとなっている。
それらの変更に加えて、エンジンは吸排気系の見直しにより低中回転域でのトルクを向上させるとともに、アシスト&スリッパークラッチを新採用。さらに、クラッチレバーの形状変更やミッション内部も改良を受けており、よりスムーズなシフトチェンジが可能になっているという。
足まわりにはより作動性にすぐれる、サスペンション内のガスとオイルを完全に分離させる構造とした分離加圧式シングルチューブタイプのリヤショックを採用するなど、より上質な乗り心地が追求されている。
その他、LEDウインカーを採用するとともに、新設計のLCDメーターにはギヤポジション・シフトアップインジケーターや水温系などの表示機能が新たに盛り込まれている。また、急ブレーキ時にハザードランプを高速点滅させるエマージェンシーストップシグナルも標準装備されている。
旧モデルと比較
フロント19インチ化をはたした400X
2019年モデルの新型400XではCBR400R同様のエンジン&シャシーの改良に合わせて、フロントホイールを従来モデルの17インチから19インチへと変更するとともに、新たにテーパー形状のハンドルバーを採用するなど、アドベンチャーテイストを強めたスタイリングに。
ツーリング性能の向上も追求されていて、スクリーンは従来モデル比で20mm延長されるとともに、シュラウドの大型化&サイドカバー形状の変更により高速走行時の走行風の軽減やラジエターからの排熱のコントロールが行なわれている。
また、前後サスペンションのストローク量は従来モデルよりも多く取られており、(150mmの最低地上高に変更はない)、シート高も従来モデル比で5mm高の800mmとなっているが、シート形状を変更することで足つき性はキープしているとのことだ。
さらに、ハンドル切れ角を従来モデルよりも大きく取ることで、取りまわし性の向上にも配慮されている。
旧モデルと比較
COLOR VARIATION
CBR400R
400X
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※画像には一部、海外モデルのCBR500RとCB500Xのものを含む