かねてよりアナウンスがあった通り2019年モデルより、ZX-6Rに続いて、ZX-10Rシリーズもカワサキモータースジャパンでの取り扱いが開始。国内モデルとして購入ができるようになった。
ZX-10R KRTエディション/ZX-10R SE/ZX-10RRの計3モデルがラインナップされ、いずれも2019年3月1日より販売開始予定だ。
販売価格はKRTエディションが206万2,800円、SEが265万6,800円、RRが292万6,800円となっている。
WSBKマシン同様のカラーリングを採用!
2019年モデルのZX-10Rのラインナップの中では、スタンダードモデルに位置付けられるZX-10R KRTエディション。203PSを発揮する並列4気筒エンジンには、シフトアップ・ダウンに対応するクイックシフターや、3種類のモードから選択できるパワーモードセレクト機能などに加え、ボッシュ製IMU(慣性計測ユニット)などを採用。
これにより、予測型/フィードバック型を組み合わせた先進のトラクションコントロールシステム、ローンチコントロールシステム、カワサキのスーパースポーツ向け高精度ABS、エンジンブレーキコントロール、電子制御ステアリングダンパーといった先進の電子制御システムも標準装備している。
また、足まわりには別体式のサブタンクを備えたバランスフリーフロントフォークと、バランスフリーリヤクッションライトサスペンションを組み合わせている。
電子制御サスペンションを採用するSE
ZX-10Rをベースに、減衰特性を路面状況などに合わせて自動でコントロールする電子制御サスペンションを採用するZX-10R SE。さらに、マルケジーニ製のアルミ鍛造ホイールも標準装備している。
また、先進性を感じさせる専用の車体色を採用するとともに、タンクまわりなどには細かなキズを自己修復する特殊コーティング塗装・ハイリーデュラブルペイントを組み合わせている点もポイントだ。
レーシングマシン直系のRR
WSBKに参戦するためのレースベース車として、世界限定500台で生産されるZX-10RR。ZX-10Rをベースに、専用セッティングの前後サスペンションや、マルケジーニ製アルミ鍛造ホイール、ピレリ製ディアブロ・スーパーコルサSP、チタン製コンロッドなどを採用し、サーキット走行に特化した仕上がり。
カラーリングもライムグリーン1色のシンプルな専用色を採用している。アッパーブラケットにはシリアルナンバーも刻印される。
ZX-10R KRT Edition/RR/SEのインプレッションはコチラの記事で!
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